経済安全保障等に関する取組
更新日:
2025年04月01日
目次
1 技術情報等の流出防止
我が国には、規模の大小を問わず、様々な産業分野において、先端技術に関する情報を保有する企業が多数存在しており、これらの企業が保有する技術情報等の中には、軍事用途に転用可能なものもあります。
こうした技術情報等が国外に流出した場合、企業や研究機関の国際競争力が低下するだけでなく、我が国の安全保障上重大な影響が生じかねません。
県警察では、解明した技術流出の手口や、それに対する有効な対策のノウハウを、企業や大学・研究機関に情報提供する「アウトリーチ活動」を実施しています。
2 産業技術情報流出防止ネットワーク(SEAGULL)について
県警察では、先端技術の流出防止を図るため、平成30年11月27日、県内における産学官の関係機関からなる産業技術流出防止ネットワーク(通称SEAGULL・シーガル)を発足させました。
SEAGULLは、県警察の外事第一課が事務局として運営しており、県内の企業や研究機関等が保有する技術情報の流出防止を図るため、産学官の関係機関相互における連携強化を目的としています。
※これまで開催された「産業技術流出防止ネットワーク(SEAGULL)」の会議詳細については、以下に掲載のSEAGULL通信(号外(PDF:718KB)、37号(PDF:591KB)、47号(PDF:801.3KB))をご覧ください。
3 広報資料(シーガル通信)
号外:第一回産業技術情報流出防止ネットワーク(SEAGULL)全体会議を開催!!
(PDF:718KB / テキスト:1KB)31.「SEAGULL」参画機関「神奈川県立産業技術総合研究所」(KISTEC)の取組をご紹介!!
(PDF:497KB / テキスト:2KB)37.第二回産業技術情報流出防止ネットワーク -SEAGULL全体会議を開催!!-
(PDF:591KB / テキスト:3KB)46.中小企業向けツール「安全保障貿易管理早わかりガイド」 -JETRO作成の輸出管理ガイドブックの御紹介-
(PDF:689.1KB / テキスト:2KB)47.第三回産業技術情報流出防止ネットワーク(SEAGULL)全体会議 9月2日(月曜日)に県警本部にて開催
(PDF:801.3KB / テキスト:2.4KB)48.「知っておきたい営業秘密」営業秘密漏えい対策に向けた『従業員向けパンフレット』の御紹介
(PDF:805.4KB / テキスト:2KB)
※終了したセミナー等を紹介する各号については、削除しています。
4 警察庁ウェブサイト『技術流出の防止に向けて』
技術情報に関する情勢・事例・対策について掲載しています。
5 警察庁作成『技術流出防止に関する啓発動画』
【企業編】
【アカデミア編】
【リスク&ケーススタディ編】
【対策編】
【情勢編】
【事例・企業編】
企業の研究開発部門で働く社員が、ある日SNSを通じて出会った外国企業の社員との交流をきっかけに技術情報を要求され、不正競争防止法違反事件で逮捕されることに。外国からの甘い誘い。あなたは大丈夫ですか?
(※事例を基にしたストーリー(フィクション)です。)
【事例・研究機関編】
研究活動においても、オープンな研究環境を悪用した様々なリスクが潜んでいます。外部との交流を「遮断」するのではなく、様々なリスクを認識した上で、対応することが重要です。これまでの努力や研究者自身を守るためにも。
(※事例を基にしたストーリー(フィクション)です。)
※上記サムネイル画像のリンク先からご覧いただけます。
情報発信元
神奈川県警察本部 警備部外事第一課
電話:045-211-1212(代表)