自主防犯活動
更新日:
2024年09月24日
目次
安全で安心して暮らせる地域社会の実現に向けて
犯罪者の多くは、犯行を容易に行うために下見をします。「何ら防犯対策が取られていない防犯に対する意識が低い場所」、「防犯対策を講じていない無防備な人」を狙っているのです。
犯罪者が恐れるのは、住民の視線・結束
犯罪者はこんなまちを狙います
犯罪者は、地域の住民から声を掛けられたり、姿を見られることを嫌います。そこで、犯罪者は、日頃のあいさつなど、住民同士の近所付き合いが希薄なまちや、ゴミ出しのルールが守られていないまち、ゴミ置場等公共の場所が散らかっているまち、街路灯の電球が切れたまま放置されているまちなど、他人や地域に無関心といった雰囲気のまちを狙います。また、樹木を小まめに刈り込んでいないなど周囲からの見通しが悪い公園等も、犯罪者がチカン等性犯罪を行うために好都合な場所となってしまいますので、早期に改善することが必要です。
防犯活動を始めてみませんか
今すぐできる、一切お金がかからない防犯対策・・・あいさつなどによる声かけ
「おはよう」、「こんにちは」等、ご近所同士で声を掛け合いましょう。また、見慣れない人には、「どちらへ?」、「何か御用ですか?」等と声を掛けるよう心掛けましょう。
犯罪者は、たったこの一言で、「顔を見られた」と思いその場所での犯行を躊躇(ちゅうちょ)するのです。
防犯パトロールを始めてみませんか
町内(自治)会、商店会等の方々が中心となってパトロールの仲間を集めましょう。「自分たちのまちは自分たちで守る」といった意識のもとで集まった方々で始めてみて、徐々に活動の輪を広げていきましょう。
- 無理のない計画を立てましょう。
日常生活に支障がでるような無理な活動は避けましょう。
「できる人」が「できるとき」に無理なく続けていくことが大切です。 - 効果的なパトロールコース等を決めましょう。
犯罪が発生した場所や通学路等を中心に巡回することも大切ですが、それ以外にも、人気のない公園、駐車場、駐輪場等、普段から不安に感じる場所も見回りましょう。
パトロールの方法、時間帯、場所等実施方法については、より効果的に行うため、管轄の警察署に相談することをお勧めします。
防犯パトロールの際に携行する物は
- 携帯電話:緊急時の連絡用
- メモ帳:不審者(車両)や危険箇所を認めた場合の記録用
- 防犯ブザー・ホイッスル:緊急時の応援要請用
防犯パトロール実施上の留意事項
- パトロール中、行き交う人々には、「おはようございます」、「こんばんは」等、積極的に声を掛けましょう。
- パトロール中であることが周囲から一目で分かるよう目立つ服装で行いましょう。蛍光色の帽子、ベスト等パトロール用品を用意すると更に効果的となります。
- 不審者を発見した時など、緊急の場合には躊躇(ちゅうちょ)せず、直ぐに110番通報しましょう。
「ここにあるよ」(ボランティア活動活性化マニュアル冊子)
神奈川県警察では、ボランティア活動活性化マニュアル「ここにあるよ」を作成しました。
「ここにあるよ」は
- 花の水やり
- 環境美化活動
など、みなさんの日常生活や日頃の活動が、視点や意識を変えることにより、新たな行動を起こすことなく防犯や交通安全活動となっていることに気付いてもらう、「気付き」を醸成することを目的に作成したものです。
- 防犯ボランティア活動に参加してみたいけれど活動の方法がわからない
- 行動までの一歩が踏み出せない
という方に是非ご一読いただきたい冊子です。
自治会の会合等で幅広くご活用ください。
ボランティアサポートダイヤルの開設
地域に根ざした地域安全活動を行っているボランティア団体等の皆様から、広く要望・意見を聴取し、ボランティア団体等の要望に沿ったサポートを実施するための専用ダイヤルを開設しています。
- ボランティア活動に参加したい
- 新しいボランティア団体を作りたい
- 大学でボランティア活動をやってみたい
- 自治体や他団体と一緒に活動したい
など、ボランティア活動に関する要望やお問合せは、
「ボランティアサポートダイヤル」
045(662)5511
(ボランティアに)ここ(ち)いい(サポート)
までお寄せください。(受付は平日の午前8時30分から午後5時15分まで)
地域防犯連絡所とは
地域防犯連絡所は、警察からの防犯情報等を地域の住民の方々に伝達していくためのパイプ役となっていただくほか、地域の自主防犯活動の拠点としての役割を担っていただくことなどを目的として設けられた制度です。
地域防犯連絡所の設置箇所は、連合町内(自治)会又は町内(自治)会単位で町内会等の役員の方々にご協力をお願いしております。地域防犯連絡所に指定されているお宅には、地域防犯連絡所と記載されたプレートが掲示されています。
地域防犯連絡所活動の手引(PDF:1.5MB / テキスト:7.6KB)
防犯情報の収集方法は?
最寄警察署の警察官からお伝えする情報のほか、下記の「地域防犯連絡所通信」を参考にしてください。
また、県警察ではピーガルくん子ども安全メールやYahoo!!防災速報により、自主防犯活動に役立つ情報を発信しています。ぜひご登録ください。
若い世代の防犯ボランティア「神奈川防犯シーガル隊」隊員募集!
神奈川防犯シーガル隊は、県内の大学生を中心とした若い世代の防犯ボランティア団体です。
神奈川県警察と連携して県内全域で防犯活動を行っています!
活動内容の紹介
防犯キャンペーン
子どもの犯罪被害防止や、特殊詐欺の被害防止などを呼び掛けながら啓発品などを配布します。
防犯パトロール
警察や自治会の皆さんと連携して、地域の防犯パトロール活動を行います。
ランニングを取り入れたパトラン(パトロールランニング)も始めました!
子ども防犯ブース
子どもの犯罪被害防止のポイントを、クイズなどを使って分かりやすく教えます。
ほかにもいろいろな活動が!
落書き消し活動、防犯寸劇、防犯研修会への参加など、ほかにもいろいろな活動を行っています。
犯罪発生状況や隊員のアイデアに応じて、新しい活動を取り入れることが可能です。
犯罪抑止対策室では、X(旧Twitter)やYouTubeなどを活用して、防犯に役立つ情報を日々発信しています。
このような情報を自分のアカウントから発信(リツイート等)することも防犯ボランティア活動のひとつです!
神奈川防犯シーガル隊は、率先して「情報発信ボランティア」としての活動も行っています。
- 犯罪抑止対策室X(旧Twitter) @KPP_yokushi
- YouTube 「神奈川県警察公式YouTube」
※ 神奈川防犯シーガル隊の紹介動画も公開中です。ぜひご覧ください。
活動に関するQ&A
神奈川防犯シーガル隊は、学校の枠を超えて、たくさんの人と交流できるのが魅力です。
活動への参加は、無理なく都合が合う時だけでもOK!
また、一人での参加も大歓迎です。
同じ年代の仲間たちと一緒に、楽しく防犯活動してみませんか?
【神奈川防犯シーガル隊の募集条件】
神奈川県内で活動が可能な大学生・高校生・専門学校生及び社会人(おおむね30歳くらいまで)
※ 詳細はお問い合わせください。
【入隊の申込み】
入隊希望の方は、こちらの申込書(Excel:25KB)を下記メールアドレスに送信してください。
メールアドレス:seagull.volunteerteam@police.pref.kanagawa.jp
【お問い合わせ】
神奈川県警察本部生活安全総務課 ボランティアサポートダイヤル
TEL 045-662-5511
(平日午前8時30分から午後5時15分までの間)
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部生活安全総務課
犯罪抑止対策室
電話:045-211-1212(代表)