防犯CSR活動のご紹介
更新日:
2023年09月05日
「防犯CSR」をご存知ですか?
CSR(Corporate Social Responsibility)とは、日本語では一般的に「企業の社会的責任」と言われており、企業が社会の一員として果たすべき様々な責任を意味しています。
神奈川県警察本部生活安全総務課の推奨する、「防犯」に特化した「防犯CSR」は、企業と連携し、直接的な利益を抜きに、地域からの信頼や絆という通常の業務からは作れないものを作り出す活動です。
私たちは、「警察と企業のイメージを崩すことなく双方にメリットをもたらす」活動、いわば「WIN-WINの関係」の構築を目指しています。
以下は、防犯CSR活動の一例です。
三菱地所コミュニティ株式会社
三菱地所コミュニティ株式会社では、自社が管理するマンションの掲示板に、強盗事件をはじめとした各種犯罪被害を防止するためのチラシを掲示し、居住者等に対し注意喚起しています。
全日本デリバリー業安全運転協議会
令和4年4月から5月までの間、デリバリー業の安全運転を支援する全日本デリバリー業安全運転協議会は、会員企業である「株式会社壱番屋」、「株式会社サンライズサービス」、「株式会社出前館」と連携し、商品の配達時に「特殊詐欺被害防止」のチラシを配布し、注意喚起を実施しています。
サンエックス株式会社
令和4年4月、サンエックス株式会社が展開する「すみっコぐらし」を「神奈川県警察子供安全大使」に委嘱しました。
約1か月間、「すみっコぐらし10周年キービジュアル」に注意喚起文を付けた画像を県内の鉄道駅等のデジタルサイネージに表示し、子供の安全対策の広報啓発に努めました。
キュービーネット株式会社
令和5年5月、キュービーネット株式会社は、防犯CSR活動の一環として県内で運営する「QB HOUSE」において、客席のデジタルサイネージで特殊詐欺被害防止及び受け子、出し子などの特殊詐欺加担防止に関する画像を表示しています。
令和3年12月、キュービーネット株式会社は、防犯CSR活動の一環として県内で運営する「QB HOUSE」において、客席のデジタルサイネージで特殊詐欺被害防止対策など、年末年始特別警戒の注意喚起画像を表示し、利用客の自主防犯意識の高揚に努めています。
全日本デリバリー業安全運転協議会
デリバリー業の安全運転を支援する全日本デリバリー業安全運転協議会は、会員企業である「株式会社ストロベリーコーンズ」、「株式会社出前館」と連携し、商品の配達時又は店舗で商品を購入した顧客に対して、「特殊詐欺被害防止」のチラシを配布し、顧客への注意喚起を実施しています。
株式会社ホットランド
令和3年7月、子供安全対策として、株式会社ホットランド「築地銀だこ」と連携し、防犯動画の製作と 、築地銀だこ「たこぼ〜のパパ」、子供安全キャラクターおおだこポリスくんによる子供安全教室を開催しました。
製作した動画は、「神奈川県警察公式YouTube」で見ることが出来ます。
株式会社不二家
株式会社不二家では、令和3年5月中旬から約1か月間、県内20店舗において、店舗のペコちゃん人形に特殊詐欺被害防止の文面を記載した紐付きプラカードを首から掛け、利用者等に注意喚起しています。
また、店内での飲食及びテイクアウトやデリバリーサービスの際、特殊詐欺被害防止のチラシを配布しています。
株式会社ミニミニ神奈川
株式会社ミニミニ神奈川では、令和3年1月にWEB会議サービスを活用した防犯研修会を実施した後、各種犯罪の被害防止を目的とした「安全で安心に暮らせるまちづくり」のポスターを作製し、県内の各店舗及び管理物件に掲示して、来店者や居住者に対し注意喚起をしています。
また、各店舗で「侵入盗の被害防止」などの店内アナウンスを実施し、犯罪被害防止を呼び掛けています。
大東建託株式会社
大東建託株式会社は、マンション建築現場の掲示板に、「神奈川県警察からのお知らせ」の枠を設け、特殊詐欺への注意喚起や子供の安全対策を呼びかけています。
東急セキュリティ株式会社
令和2年12月、東急セキュリティ株式会社は、特殊詐欺や侵入盗、子供に対する犯罪被害などについて注意を呼びかけた「防犯対策新聞VOL.2」を作製し、「東急セキュリティ見守り隊(※)」により配布しています。
※東急沿線を安全・安心な住みやすい街にするために、東急セキュリティのユニフォームを着用した隊員が2人1組で住宅街を徒歩で巡回し、安全パトロールを行っています。
株式会社ツクイ
介護サービスを提供する株式会社ツクイでは、特殊詐欺対策例などを紹介する「特殊詐欺にご用心!」チラシを作成しました。県内89か所の事業所にて利用者へ配布を行い、注意喚起をしています。
公益社団法人 神奈川県宅地建物取引業協会
公益社団法人 神奈川県宅地建物取引業協会は、協会加盟の宅建業者に対し、「侵入犯罪や痴漢等のわいせつ犯罪被害防止」などの防犯チラシ情報を提供し、従業員及び顧客への注意喚起を実施しています。
一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会
水の宅配事業を行う「一般社団法人日本宅配水&サーバー協会」は、株式会社マーキュロップ等、協会加盟の事業者を通じて、顧客の家庭を訪問した際に、侵入犯罪や特殊詐欺などを注意喚起するとともに防犯チラシを配布しています。
株式会社シニアライフクリエイト(宅配クック ワン・ツゥ・スリー)
令和2年7月、高齢者専門宅配弁当サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイトが運営する高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」は、県内の利用者約8,000世帯に対し、弁当配達時に「キャッシュカードをすり替える手口」に関する特殊詐欺被害防止チラシを配布する注意喚起を開始しました。
株式会社オープンハウス
令和元年12月、株式会社オープンハウスは、「特殊詐欺被害防止ステッカー」を作製し、県内の新築現場等に貼付する活動を行うこととなりました。
ステッカーには、県警が進めている「電話でキャッシュカードと言われたらサギ!!」のキャッチコピーを入れており、現場近くの通行人等への注意喚起を実施しています。
電話でキャッシュカードと言われたらサギ!!
家族や知り合いに教えてあげましょう!
神静明治牛乳販売事業協同組合
平成29年12月、「神静明治牛乳販売事業協同組合」は、同組合に加盟する牛乳販売店約100店舗が契約する県内約7万2,000世帯の牛乳保冷受箱への「サギ撲滅ステッカー」の貼付を開始し、キャッシュカード手渡し型の振り込め詐欺に対する注意喚起を図りました。
同組合の詐欺防止を目的としたステッカー貼付は、平成27年に続き2回目です。
毎日の習慣で見る場所、見える場所への注意喚起は大変効果的です。
一般社団法人 神奈川県歯科医師会
平成28年6月≪サギ撲滅対策≫として、一般社団法人 神奈川県歯科医師会と連携し、“むし歯”と“サギ”の予防啓発ティッシュの作製と配布のほか、防犯講話等を実施しました。
“むし歯”も“サギ”も「予防」が大事。家族でこまめに確認しましょう。
日本マクドナルド株式会社
平成28年4月 ≪子ども安全対策・サギ撲滅対策≫として、日本マクドナルド株式会社と連携し、ワンポイントアドバイス付きチケットの作製と配布のほか、ドナルドマクドナルドによる子供安全教室を実施しました。
【ワンポイントアドバイス】
子ども安全対策...ちびっこのみんな こわくなったらおおごえをだして 人がいるほうへにげよう!
サギ撲滅対策...サギの犯人がよく使う言葉は「カバンを忘れた」「会社のお金を使い込んだ」です。
一人で悩まず、複数の人に相談しましょう。
東京キリンビバレッジサービス株式会社
平成28年2月〜≪子ども安全対策≫として、東京キリンビバレッジサービス株式会社、公益社団法人神奈川県防犯協会連合会と連携した防犯支援自動販売機(おおだこポリス・ラッピング自動販売機)の運用を開始しました。
※設置に興味のある方は、公益社団法人 神奈川県防犯協会連合会まで連絡を。
(平日9時から4時/TEL:045−641−4344)
ちびっこのみんな “こわくなったら おおごえ”を出して 人がいるほうへにげよう!
株式会社アントレックス
平成28年2月 ≪サギ撲滅対策≫として、株式会社アントレックスと連携し、防犯キャンペーンや防犯講話の場において、防犯啓発品「詐欺バスター」を配布し、注意喚起を行いました。
きっかけは、人それぞれ。あらゆる機会を通じて詐欺に関する注意をしましょう。
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部生活安全総務課
犯罪抑止対策室
電話:045-211-1212(代表)