「ウイルス」に感染したという偽警告に注意!
更新日:
2024年06月05日
ウイルスの偽警告
ウェブサイト閲覧中に、突然「警告 あなたのコンピュータでウイルスが検出されました。」等といった警告画面が表示され、更に音声や警告音が鳴り出し、警告画面上のサポートセンターに電話をかけるよう指示されたという相談が増加しています。
IPA(情報処理推進機構)の確認によると、実際にはウイルス感染はなく、設定によりメッセージを繰り返しているだけのようです。 電話をかけると片言の日本語で遠隔操作ソフトをインストールするよう誘導されます。

インストール後、ソフト購入代、ウイルス駆除等の費用請求をされてしまいます。
対処方法
不安を感じても電話しないで
電話をかけてしまった場合
サポートセンターの電話番号の着信拒否を検討、また、今後不審な電話に注意する。
電話の指示通り遠隔操作ソフトをインストールした場合
- 遠隔操作ソフト等をインストール した可能性があるので、アンインストールする。
- 遠隔操作ソフトが不明の場合システムの復元を実施する、又は、販売店などの業者に依頼する。
※参考:「偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで」 - 各種アカウントのID、パスワードを変更する
- クレジットカードの使用停止等の検討をする。
- セキュリティ対策ソフトウェアのアップデート、ウイルススキャンを実施する。
- 電話をかけてしまった場合と同様に電話番号の着信拒否の検討、不審な電話に注意する。
未然防止のために
広告やリンクを不用意にクリックしていくと、このようなトラブルに巻き込まれることがあるので十分注意しましょう。
(参考)
政府インターネットテレビ
「ウイルス」に感染したという偽警告に関する広報啓発用のチラシは下記からダウンロードできます。
情報発信元
神奈川県警察本部 サイバーセキュリティ対策本部
電話:045-211-1212(代表)