更新日:
2025年05月22日
人の体感や行動
大震災を体験した方の声
- とにかく避難以外に何をしたらよいか分からず不安でした。
- 地震についてある程度知っているつもりだったが、実際に起きるとパニックになった。
- 本当に怖かった。靴も上着も身に着けずに、外に走り出しました。
- 学校にいて、ショックで動けなかったし、歩けなかった。
- いろいろと不便はあったが、自分のことは自分でしなければと思った。
震度階級による人の体感・行動
地震の揺れの強さを表す「震度」は0から1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7まで10段階あります。
この表は、ある震度が観測されたときに、その周辺で発生する現象や被害などの目安を示したものです。
震度階級 | 人の体感・行動 | ||
---|---|---|---|
![]() |
震度4 | ほとんどの人が驚く。 歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。 眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 |
|
震度5弱 | 大半の人が恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 | ||
震度5強 | 大半の人が物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 | ||
震度6弱 | 立っていることが困難になる。 | ||
震度6強 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。 揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 |
||
震度7 |
気象庁「気象庁震度階級関連解説表」より
緊急地震速報 《大きな地震に備えて身を守るための警報です。》
緊急地震速報とは
- 気象庁が震度5弱以上の地震を予測した場合に、震度4以上の揺れが予測される地域に発表します。
- 地震による初期微動を感知すると、位置や規模を推定し、強い揺れが到達する前に可能な限り素早くお知らせするものです。
ただし、陸地を震源とする地震などの場合、震央付近では強い揺れが到達するまでに速報が間に合わないことがあります。
緊急地震速報が発表されたら…
- あわてず身の安全を第一に考えた行動を!
- 周りの人にも知らせましょう。
Q & A
Q1.地震が起こるときは、必ず緊急地震速報の発表がありますか?
A1.発表されるのは、震度5以上の地震を予測し、震度4以上の揺れが予測される場合です。また、速報は発表されないこともあります。
震源が近い場合は、間に合わないこともあります。
Q2.緊急地震速報と緊急警報放送は同じですか?
A2.別のものです。緊急地震速報は気象庁が発表する防災情報です。
緊急警報放送は各放送局から「ピロピロ」という信号音で、受信機(テレビやラジオ)を自動的に起動させ、災害情報を発信するシステムです。
地震が発生したときは・・・
屋内
揺れているとき
- テーブルの下や、落下物・転倒物の心配がない空間で身を守り、安全を確保する。
揺れがおさまったら
- 火の元を確認、初期消火
- 玄関の扉や窓を開け、出口の確保
- 慌てて外に出ない、落下物や飛散した破片に注意
市町村・警察・消防からの避難指示や大規模な火災の危険がある場合には指定緊急避難場所等に避難
屋外
屋外で活動中
- 鞄や上着で頭を保護し、落下物から身を守る
- ブロック塀や電柱など、倒れやすいものには近づかない
- 広い場所に一時的に避難する
車を運転中
- 急ブレーキを避け、車を道路の左側に寄せて停車する
- カーラジオ等から地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動する
- できるだけ道路外の場所に移動する
- エンジンを切る、エンジンキーは付けておく
- 窓を閉め、ドアのロックはしない
- 貴重品は車内に残さない
※避難する人の通行や災害応急対策の妨げとならない場所に駐車し、避難しましょう。
海や川の近くでは
- 地震が発生したときや、津波警報等が出された場合には、高台などの高い場所に避難する
- 海や川から離れる
- 津波フラッグは避難のサイン
詳しくは・・・津波に備えて
山やがけの近くでは
- 落石やがけ崩れに注意
- できるだけその場から離れる
e−かなマップ
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情報発信元
神奈川県警察本部 警備部危機管理対策課
電話:045-211-1212(代表)