かみしばい「考えよう!やって良いこと 悪いこと」 −教室の中で−
更新日:
2023年07月25日
暴力やいじめ防止を目的とした規範意識醸成のための紙芝居
(小学生高学年向け)

内容
この紙芝居は、貸したゲームソフトを返さない友達に対し、子ども達が物を隠したり、暴力を振るうなどのトラブルを起していきますが、それぞれの行為が、やってはいけないことで、犯罪にあたることを知るという内容です。
また、「やって良いことか悪いことかを判断し、正しい行動をしていこう。」と呼びかけ、更に、友達とのかかわりの中で、相手の気持ちを考えて行動する思いやりの心を持つことの大切さを教えます。
お話の途中に子ども達への問い掛けがあり、「自分だったらどうするか。」「やって良いことか、悪いことか。」などを考えさせ、規範意識の醸成を図ります。
紙芝居の作り方
(1) 紙芝居の絵画面、台本、文字画面をプリントアウトします。
(2) 紙芝居の作成要領
1 絵画面(30)「おしまい」の裏に、台本の「表紙」を貼ります。
2 絵画面(1)「表紙」の裏に、台本の「場面(1)」を貼ります。
3 絵画面(2)の裏に、台本の「場面(2)」を貼ります。
4 絵画面(3)の裏に、台本の「場面(3)」を貼ります。
5 以降、同様に貼り、絵画面(29)の裏に、台本の「おしまい」を貼り完成です。
注:文字画面
- 「やって良いことか 悪いことか 判断をする力を持つ」
- 「悪いことはしない 悪いことに流されない強い意思を持つ」
- 「他人の気持ちを考えて行動する」
の3枚は、紙芝居をはじめる前にボードに貼ります。
犯罪名の文字画面2枚は、犯罪名ごとに切り離して準備し、犯罪名を読むときに文字を示します。
質問項目の文字画面は、それぞれ、場面(3)、場面(4)で質問したときに示します。
所要時間
約40分
紙芝居の作成にあたって
神奈川県警察では、子ども達自身が、善悪を判断し、正しい行動がとれるよう、社会のルールやきまりを教え、その大切さを考えさせる取組みを推進しています。
規範意識の醸成は、小学生の早い段階から取組むことが効果的であり、善悪をしっかり判断する児童・生徒が増えることは、他の児童・生徒にも好影響があります。
そこで、暴力やいじめを題材とした、小学生高学年向けの紙芝居を作成しました。
子ども達が、安易に暴力をふるうなどの問題行動を起さず、健やかに成長するよう、是非ご活用下さい。
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部少年育成課
電話:045-211-1212(代表)