紙芝居方式「考えよう!やって良いこと 悪いこと」 −ネットの利用。君なら、どうする?どう思う?−
更新日:
2023年07月25日
サイバー教室用の規範意識醸成教材(中学生・高校生対象)
パネルのダウンロード

内容
絵を示し、携帯電話やパソコンを使った「個人情報の書き込み」「性被害、性犯罪」「心当たりのないメール」「喧嘩に発展する書き込み」「ネットいじめ」などの行動例を説明します。
それぞれの行動例から、質問をして考えさせ、軽はずみな使い方で、自分が被害者や加害者になりうることを教えるとともに、インターネットを利用する際のルールやマナーを守ることの大切さと、
- やって良いことか、悪いことか、判断する力を持つ。
- 他人の気持ちを考えて行動する。
- 悪いことはしない、悪いことに流されない、強い意思を持つ。
ことの大切さについて、確認します。
教材の作り方
(1) 紙芝居の絵画面、台本、文字画面をプリントアウトします。
(2) 紙芝居の作成要領
1 絵画面(16)「まとめ」の裏に、台本の「はじめ」を貼ります。
2 絵画面(1)「はじめ」の裏に、台本の「場面(1)」を貼ります。
3 絵画面(2)の裏に、台本の「場面(2)」を貼ります。
4 絵画面(3)の裏に、台本の「場面(3)」を貼ります。
5 以降、同様に貼り、絵画面(15)の裏に、台本の「まとめ」を貼り完成です。
活用の方法
- 文字画面にある罪名は、それぞれ切り離し、読み聞かせ(授業)の途中で示すことができるよう準備します。
- 読み聞かせをする前に、ボード(黒板)に、文字画面の「やって良いことか、悪いことか、判断する力を持つ」「他人の気持ちを考えて行動する」「悪いことはしない、悪いことに流されない、強い意思を持つ」の3枚を貼ります。
- 読み聞かせをしながら、ボードに貼った文字画面を指したり、切り離した罪名等を示し、視覚からも印象に残るよう進めます。
- 問題を読み問いかけたら、数名を指して回答を求めたり、全員に挙手を求めるなど、参加型にすると効果的です。
所要時間
約30分
規範意識醸成教材(サイバー教室用)の作成にあたって
神奈川県警察では、子ども達自身が、善悪を判断し、正しい行動がとれるよう、社会のルールやきまりを教え、その大切さを考えさせる取組みを推進しています。
更に、急速に普及した携帯電話やパソコン、ゲーム機からのインターネット利用による非行・被害が憂慮される状況下にあることから、インターネットを利用する際の注意事項、ルールやマナーについての適切な指導が求められています。
子ども達が、健やかに成長するよう、是非ご活用下さい。
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部少年育成課
電話:045-211-1212(代表)