かみしばい「考えよう!やって良いこと 悪いこと」 −マンガを読んで−
更新日:
2023年07月25日
万引き防止・規範意識醸成のための紙芝居(小学生高学年向け)
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内容
この紙芝居は、マンガ本の貸し借りをきっかけに、万引きをそそのかされた子どもが、友だちに見張りを頼み、本屋で万引きをしてしまうお話です。
店長に見つかり、警察に連れていかれた2人は、自分たちのしたことが大きな過ちで、犯罪になることを教えられます。
また、万引きを頼んだり、万引きした本をもらった子どもも警察署に呼ばれ、自分たちの行為が犯罪になることを教えられます。
警察官の話と、呼び出された親の姿を見て、心から反省した子どもたちは、善悪を判断する力を持つことと、強い意思を持つことを約束します。
お話の途中で、「友達が万引きをしていると知ったときはどうするべきか。」「万引き犯人を捕まえた店長や、警察署に呼ばれた両親はどのような気持ちか。」など、子ども達に問い掛けながら進めていきます。
紙芝居の作り方
(1) 絵画面、文字画面、台本をプリントアウトします。
(2) 紙芝居の作成要領
1 絵画面(19)「おしまい」の裏に、台本の「表紙」を貼ります。
2 絵画面(1)「表紙」の裏に、台本の「場面(1)」を貼ります。
3 絵画面(2)の裏に、台本の「場面(2)」を貼ります。
4 絵画面(3)の裏に、台本の「場面(3)」を貼ります。
5 以降、同様に貼り、絵画面(18)の裏に、台本の「おしまい」を貼り完成です。
注:きまりなどの文字
- 「まんびき どろぼう せっとう はんざい」
- 「自分の物と他人の物を区別する」
- 「万引きをすることは犯罪」
- 「みはりをすることは犯罪」
- 「万引きをさせることは犯罪」
- 「盗んだ物をもらうことは犯罪」
- 「やって良いことか 悪いことか 判断する力を持つ」
- 「悪いことはしない 悪いことに流されない 強い意思を持つ」
の8枚は、紙芝居の途中でボードに貼ります。
その他、質問の文字6枚は、それぞれの場面で質問したときに使います。
所要時間
約40分
紙芝居の作成にあたって
神奈川県警察では、子ども達自身が、善悪を判断し、正しい行動がとれるよう、社会のルールやきまりを教え、その大切さを考えさせる取組みを推進しています。
その一環として、小学生の早い段階から、万引きは犯罪であることを教え、規範意識を醸成し、非行を未然に防止することを目的として、小学生高学年向けの紙芝居を作成しました。
子ども達が、非行に走ることなく健やかに成長するよう、是非ご活用下さい。
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部少年育成課
電話:045-211-1212(代表)