警察職員「交通技術職(電気職)」の先輩からのメッセージ

更新日:

2023年07月25日

警察職員「交通技術職(電気職)」の先輩からのメッセージ



男性職員
採用年月日 令和3年4月1日 写真:職員
所属 交通規制課信号機係
出身地 神奈川県
出身校 神奈川大学
(工学部電子情報フロンティア学科)
(現・工学部 電気電子情報工学科)

交通技術職(電気職)を志望した理由

学生の頃から電気・電子に関わる仕事がしたいと思っていました。学生時代に学んだ知識を活かせる職に就きたいと考えていましたが、その中でも交通という分野は人々の生活と切り離すことができない為、多くの人の生活に貢献できると思い志望しました。

仕事内容について

信号設備の修繕に関する対応をしています。修繕依頼がある現場に赴き現地の確認を行い、どのような工事を行えば良いかを考えます。現場調査で確認した内容を基に、工事を発注するための工事図面等の仕様を作成します。

思い出に残る体験

警察学校での生活は印象に残っています。技術職員と事務職員が警察官の方々とは別の学校に入校し、2週間生活を共にします。警察職員としての在り方などについて学ぶとともに、出身地や年齢も様々な同期と出会い、絆を深めることができたのは良い思い出です。

採用選考の勉強方法

教養考査は公務員試験の問題集を使用し勉強していました。専門考査では電気関係の参考書などを使用し主に電気・電子に関する基礎理論を勉強しました。

交通技術職(電気職)を希望される方へのメッセージ

神奈川県内の交通管理を担うことで多くの地域や人々に貢献することができるやりがいのある仕事です。また交通管理は警察内でもここでしかできない仕事なので、自分の仕事の成果が実感しやすいと思います。

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男性職員
採用年月日 令和2年4月1日 写真:職員
所属 交通規制課施設管理係
出身地 千葉県
出身校 日本大学
(理工学部交通システム工学科)

交通技術職(電気職)を志望した理由

大学で交通工学を専攻していたこともあり、交通制御を通じて交通渋滞、事故を減らしていきたいと思い、規制、信号制御等の交通管理を行っているこの職場を志望しました。また、現在自動運転車の実用化が進んでいるなか、自動運転車両の存在も含めた交通環境に対する交通制御手法の変化に携わっていくことができる点にも非常に魅力を感じました。

仕事内容について

完成した標識や標示などの検査や管理を主な業務としております。規制を行うにあたって工作物が適切な場所に設置されているか、倒壊の恐れがないよう安全に施工されているか等様々な視点から検査を行います。また、事件・事故の際、現場の警察官からの規制情報の照会に対して迅速な対応ができるよう、検査結果等の施設情報をデータ管理しています。

思い出に残る体験

街を歩いていると、自分が検査をした標識・標示を見かけることが多くなってきました。標識・標示を新設したり、更新して視認性を良くしたりすることで交通環境がより良好になっていることを再認識するとともに、自分がその業務に携わることができたということに達成感を感じました。将来自動運転を行う際に非常に重要度が増す標識標示に携われていることにやりがいを感じる日々です。

採用選考の勉強方法

基本的に出題される問題は一般的な公務員試験と同じものが多いため、数的処理や判断推理等を重点的に反復勉強し、問題の傾向を掴み、本番に向けて対策を行いました。専門考査の分野では信号制御理論を中心に交通工学を勉強しました。

余暇の過ごし方

夏季休暇制度等を利用し、旅行や趣味に時間を利用できており、ワークライフバランスのとれた充実した日々を送っております。

交通技術職(電気職)を希望される方へのメッセージ

「安全」で「円滑」な交通の実現に向けて自動運転や規制の在り方等、多方面から関われるとても将来性のある職場だと思います。また、警察官の方だけでなく、交通事故や渋滞をなくすために各分野におけるプロフェッショナルの方々と深く関わることのできる職場です。私自身まだまだ半人前で失敗が多く、職場の先輩に迷惑をかけてしまう場面も多々ありますが、一緒に神奈川県の交通をよくしていければと思います。

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男性職員
採用年月日 平成31年4月1日 写真:職員
所属 交通規制課システム運用係
出身地 富山県
出身校 日本大学
(理工学部交通システム工学科)

交通技術職(電気職)を志望した理由

学生時代に交通工学を専攻していました。最初は興味本位で選んだ学問でしたが、その中で適切な信号制御や道路標識の管理、多種多様な新交通管理システムの活用によって道路交通は成り立っているということを学び、またそれらを警察で行っているということを知りました。興味を深めていくうちに、日々の生活で感じている交通問題の解決や改善に自分も携わりたいと考えるようになったのがきっかけです。

仕事内容について

県内各交差点の交通状況に応じた最適な信号表示時間の設計や調整をメインで行っています。また、実際に現場に赴き信号設備を操作しながら信号表示時間の調整を行うこともあります。そのほかにも、交通事故の捜査や裁判等で使用される信号機動作状況説明資料の作成等といった、信号運用に関する照会対応業務も行っています。

思い出に残る体験

新設信号機の点灯に立ち会ったときです。完成までの一部に自分が携われたこともそうですが、信号機の運用が開始された瞬間の景色が自分の記憶の中に強く残っています。日常生活では中々見ることのできない瞬間だと思うので、貴重な経験として思い出に残っています。

採用選考の勉強方法

教養考査は通常の公務員試験のテキストや問題集を活用し勉強しました。専門考査は授業で使用していた書籍等を読み返したり、高校物理の復習を行ったりしました。どちらについても、色々なものに手をつけるよりは、1冊に絞ってひたすら反復学習することが大事だと思います。

交通技術職(電気職)を希望される方へのメッセージ

警察の交通技術職の魅力は、この仕事でしかできないことがたくさんあるという点だと思います。県内の交通管理を一元に行うことができ、かつ直接的に携わることができる唯一無二の仕事です。また、実際に行う業務は多岐にわたるため、必ず自分自身が学んできた専門知識を生かすことができる場面があることも魅力の一つだと思います。少しでもこの仕事に興味を持っている方がいたら、是非お待ちしています。

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男性職員
採用年月日 平成28年4月1日 写真:職員
所属 交通規制課システム運用係
出身地 神奈川県
出身校 芝浦工業大学
(工学部電気工学科)

交通技術職(電気職)を志望した理由

学生時代は電気工学を勉強していたため、学んだ知識を生かせる仕事がしたいと考えており、その中でも信号機は生活に密接しており、多くの人の役に立つことができると考え志望しました。また、以前はメーカで工事の工程管理などを行っていたこともあるため、その経験を生かすことができる仕事であることも志望した理由の一つです。

仕事内容について

信号表示時間の設計及び調整をする仕事です。また、渋滞などの交通情報を提供する交通情報板、渋滞情報の生成や信号制御に必要な車両感知器などを設置するための設計、積算や工程を管理する工事監督も行います。

思い出に残る体験

渋滞の起点となっている交差点の交通状況に基づいて信号表示時間を計算し、調整後に渋滞が解消したときには達成感があります。計算通りに解消せず、難しい調整も多いですが、課題を解決した後に地域の情報誌に掲載されることもあり、多くの人が関心を持っている仕事であることを実感すると同時にやりがいも感じることができます。

採用選考の勉強方法

教養考査については、公務員試験対策の問題集を繰り返し解きました。また、専門考査については、類似した職種の過去問や例題をインターネットで検索し、勉強しました。

交通技術職(電気職)を希望される方へのメッセージ

交通技術職には、交通工学だけでなく、土木工学、電気工学、情報工学など多くの知識が必要であり、どの分野を学んできた人でもその知識や経験を活かせる仕事です。また、仕事をしながら、幅広い知識が身についていくので、交通に興味があれば積極的に受験してみてください。

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男性職員
採用年月日 平成28年4月1日 写真:職員
所属 交通規制課信号機係
出身地 神奈川県
出身校 県立神奈川工業高等高校
(電気科)

交通技術職(電気職)を志望した理由

高校に在学中は電気を専門に学んでおり、ぜひ仕事において取得した知識を生かしたいと考えていました。当時開催されていたピーガルナイトスクールや見学会に参加する中で、この職場であれば在学中に学んだ電気の専門知識を生かせると思い受験するに至りました。

仕事内容について

主に信号設備の設置と改良に関する職務に従事しています。具体的には、施工箇所の選定及び交差点の現地測量、工事図面の作成、工事発注後は工事監督などを務めています。現地で電気工事を行うわけではなく、事務的な仕事が主な業務となるため電気工事士等の資格が無くても従事することができます。

思い出に残る体験

初めて担当した工事が無事終了したことです。その時の安堵感と、自分の努力が形となったことに対する大きな達成感が今でも強く印象に残っています。信号機は一度設置すると長期的に利用される設備であるため現場を通るたびに当時のことを思い出します。

採用選考の勉強方法

教養考査は、高校生を対象にした無料の公務員試験対策講座に参加していました。また交通工学に関する勉強は、職場見学会に参加した際に業務で活用していると聞いた内容を中心に図書館やインターネットを活用しつつ行いました。

余暇の過ごし方

基本的に土日が休日となるため予定が立てやすく、趣味の旅行やツーリングなどで各地の観光地を回っています。特に旅行では福利厚生で特定の宿が安く利用できるため気軽に宿泊することができ、非常に助かっております。

交通技術職(電気職)を希望される方へのメッセージ

私たちの職務は、県民の皆さんの交通の安全と円滑を担うために重要な役割を果たす交通安全設備を整備運用していくことです。専門的な面もありますが、非常にやりがいのある職場であると感じています。

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男性職員
採用年月日 平成25年4月1日 写真:職員
所属 交通規制課施設管理係
出身地 岐阜県
出身校 横浜国立大学大学院
(都市イノベーション学部)

交通技術職(電気職)を志望した理由

人生において最も身近な社会インフラの1つである「道路交通」、利用しやすく安全であって欲しい、そんな願いから「交通管理者」を目指して現在に至ります。交通技術職は、大学等での専攻を活かしながら、しっかりと腰を据えて「道路交通」における日々の課題に取り組むことができます。

仕事内容について

交通安全施設の適切な維持管理には、定期的な点検及び異常発生時の早急な保守対応が必要となります。私は監督という立場で、こうした保守業務に従事しています。道路の円滑性及び道路利用者の安全性に直結するが故に、交通安全施設のあらゆる事象に敏感になり、正確な情報を集め、適切に対処していく必要があります。

思い出に残る体験

新設信号機の運用開始の際に工事検査員として立ち会うことがあります。運用開始の瞬間には、信号灯色の「灯入れ」及び交差点の「渡り初め」という役割があります。長年信号機設置を待ち望んできた地域住民の方々にその役割を担って頂いた際の笑顔は決して忘れることはできません。

余暇の過ごし方

とある動画サイトの影響か、新鮮な食材を買いに遠出したり、珍しい食材をお取り寄せしたり、釣った魚を捌いたり、「食」が充実する休日を過ごしています。

交通技術職(電気職)を希望される方へのメッセージ

もしあなたが、道を歩いていて、自転車を走らせていて、自動車に乗っている時に、「交通」について課題を見つけたならば、それを率先して解決に導くことのできる職場です。あなたが見つけた課題を解決することは、「誰か」を守ることに繋がります。

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男性職員
採用年月日 平成25年4月1日 写真:職員
所属 交通規制課 システム運用係
出身地 愛知県
出身校 横浜国立大学
(工学部 建設学科)
(現・都市科学部 都市基盤学科)

交通技術職(電気職)を志望した理由

学生時代に学んだ交通工学に興味を持ち、その知識を生かした仕事をしたいと考えていた中で、普段何気なく利用している信号機が、実は交通工学を活用した緻密な計算により信号表示時間や隣接信号機同士の青信号を表示するタイミング等が決められていること、その設定を見直すことで安全性を向上させたり渋滞を改善したりすることができるということを知り、この職種を希望しました。

仕事内容について

車両感知器等により収集した交通情報データを解析し、カーナビ等への渋滞情報の提供や交通状況の変化に応じたリアルタイムな信号の青信号表示時間の変更等を行っている交通管制システムの整備・運用業務に従事しています。高度化する情報通信技術を交通管理に活用するため、交通工学の知識に加え、コンピュータネットワーク等の情報工学についても日々勉強しています。

思い出に残る体験

渋滞が発生している交差点について渋滞のパターンを解析し、それに対応した信号制御プログラムを設計して意図したとおりの信号制御を行うことができた時、カーナビやスマートフォンの地図アプリ等に表示されていた赤色の渋滞表示が消えているのを見て、大きな達成感を感じました。

職場での「働き方」について

私は夫婦共働きで子どもを保育園に預けていますが、保育園の送り迎えのために勤務時間をずらしてもらったり、子どもが病気の時は年次休暇とは別に子の看護休暇が取得できたりと柔軟な業務計画を立てることができるため、仕事と家事・育児の両立が出来ています。

交通技術職(電気職)を希望される方へのメッセージ

大学等で研究された最新の理論も、民間企業等で開発された最新の技術も、現場で実用化し、使いこなしてこそ初めて真価を発揮するものだと思います。交通技術職はその「実践者」として、日々変化する交通環境に対して「安全」と「円滑」を追求して最新の理論を学び、その理論を実現する最新の技術を使いこなすために実践・検証を繰り返していくことで自分自身も成長していける魅力的な仕事です。

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