国の富士山ハザードマップ検討委員会報告書によるシミュレーションによりますと、富士山噴火が発生した場合、その規模にもよりますが、発災から33時間後に溶岩流が山北町に到達し、酒匂川沿いに流れることが予想され、80時間後、つまり約3日後に南足柄市、128時間後、つまり約5日後に開成町、148時間後、つまり約6日後に松田町、740時間後、約1か月後に大井町といった具合に溶岩流が流れると想定されております。
そのため、松田警察署では富士山噴火が発生した場合には溶岩到達エリア内にある企業・住民の皆様に対して重点的に避難誘導するなどの対策を講じることができるよう準備しているところでございます。
住民の皆様にありましては、富士山も活火山であり松田警察署管内にも影響がある可能性を認識して、火山情報が発表された場合には当該情報に注意しましょう。