伊勢原市は県内有数の観光地である大山を有しており、ケーブルカーで気軽に登れる山として人気を博しています。
近年、大山においても山岳遭難が増加していることから、当署では山の日(8月11日)にちなんで8月9日の土曜日、「登山を楽しく安全に」をスローガンのもと、大山阿夫利神社下社境内で「山の日」山岳遭難事故防止キャンペーンを開催しました。
警察署では臨時登山届窓口を開設し、登山者に対して遭難発生時の迅速な捜索・救助活動に重要な役割を果たす登山届の提出を求めたほか、山岳救助隊員によるセルフレスキュー体験コーナーを設置し、山岳遭難救助を体験してもらいました。
また、伊勢原市消防本部でも応急処置体験コーナーを開設し、AEDや三角巾などの使い方を登山者に体験してもらいました。
当日は、キャンペーンに参加した県立伊志田高校山岳部の4人を「一日山岳救助隊員」に任命し、警察と消防、山岳救援隊と共に合同パトロールを行って、登山者に対して直接危険個所や事故防止について呼びかけました。