更新日:
2025年08月28日
水の事故を防ぐための基本的な注意事項
ライフジャケットを身に着けよう!
海や川のレジャーでは、命を守るために着用しましょう。
飲酒をしての海水浴場、川での遊泳は絶対にやめましょう。
アルコールの影響により、平衡感覚が鈍ったり、正常な判断ができなくなるため、普段は泳げる人でも溺れ、重大な事故に繋がる危険性があります。
海での遊泳は、必ず海水浴場で行いましょう。
海水浴場以外の場所は、急に深くなっていたり、潮の流れが速くなっているところがあり、重大な事故に繋がる危険性があります。
また、付近をウインドサーフィン、水上オートバイなどが走っていて非常に危険です。
河川は、大変危険な場所です。
川は、水の流れが速く、深みが多くあり、遊泳するには大変危険な場所です。
また、橋からの飛び込みは、大変危険ですのでやめましょう。
海や川においてマリンスポーツを楽しむ人は、地域のルールやマナーを守り、周辺の方に迷惑をかけないようにしましょう。
不注意や無謀な行動からおきる水難事故
強風、高波の日にウインドサーフィンや遊泳をして流された。
強風、高波の日には、海に入らない。
自分の技術を過信し、沖に出て潮に流された。
単独、無計画な遊泳等はしない。
監視員の警告を無視して泳いで溺れた。
監視員の警告、注意には必ず従う。
保護者の監視が不十分で、子供から目を離した隙に、子供が波にさらわれた。
保護者や引率者は、子供から目を離さない。
海のルール
年間を通して、海を利用する人は大勢います。
漁業を営む人、ボートなどを利用した釣り客、ヨット、サーフィン、ウィンドサーフィン、水上オートバイ、ボディーボード、ウェイクボード、スキンダイビングなどのマリンスポーツを楽しむ人、海 水浴客などなど・・・
これらの人々が互いに迷惑をかけず、人為的な事故をなくして、気持ちよく海で過ごすためには、みんながルールを守る必要があります。
みんなに共通するルール
- ごみを捨てない。
- 海岸に自動車やオートバイなどを乗り入れない。
漁業船舶・ボート・ヨット・水上オートバイ・ウィンドサーフィン等に共通するルール
- ライフジャケットを着用する。
- 飲酒をしての操船やセーリングはしない。
- 船舶などの障害物を放置しない。
- 船舶の航法を守る。
- 船舶保険に加入する。
水上オートバイ・ウィンドサーフィン・サーフィンに共通するルール
- 海水浴場内で走行しない。
- 定置網に近づかない(ほか、漁業の妨害をしない)。
- 水上オートバイの走行は、サーファーや遊泳者の近くではやめましょう。
- ウインドサーフィン・サーフィンをする人は、風や波による優先順位等のルールを知る。
「SUP」事故注意!
近年スタンドアップパドルボード(SUP)人口が急増しており、インターネットでも簡単にボードを購入できることから、魚とりや釣りにSUPを利用したり、講習などを受けずに知識や経験がないままSUPに乗り、事故に遭っている例が散見されています。
海、川、湖は、一歩間違えれば大切な命を失う可能性があります。
特に強風で沖に流されて、自力で戻れなくなる事例が多数発生していることから、初心者の方はスクールで講習を受けるなど正しい知識をマスターしましょう!
【SUP安全推進プロジェクトのリーフレット】
(PDF:2,731KB)
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水難発生状況
令和7年7月末までの発生状況(暫定値)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
令和7年 7月末現在 |
3人 | 0人 | 4人 | 3人 | 7人 | 5人 | 13人 | 35人 | |||||
令和6年 | 2人 | 1人 | 2人 | 1人 | 2人 | 10人 | 16人 | 7人 | 2人 | 5人 | 2人 | 2人 | 52人 |
件数 | 人数 | 死傷別 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
死亡 | 行方不明 | 重傷 | 軽傷 | 無傷 | |||
令和7年 7月末現在 |
28件 | 35人 | 10人 | 0人 | 2人 | 7人 | 16人 |
令和6年 7月末現在 |
27件 | 34人 | 11人 | 0人 | 3人 | 8人 | 12人 |
様態別発生状況(暫定値)
様態別 | |||||
---|---|---|---|---|---|
水泳・水遊び | 魚とり・釣り | サーフィン | シュノーケリング | その他 | |
令和7年 7月末現在 |
9人(3人) | 4人(1人) | 5人(1人) | 1人(1人) | 16人(4人) |
令和6年 7月末現在 |
19人(6人) | 3人(1人) | 3人(2人) | 1人(1人) | 8人(1人) |
- 括弧内は、死亡・行方不明者の内数
傾向と防止対策
- 7月の発生は10件13人(死亡は6人)
7月の様態別は、水泳・水遊び(9人)、魚とり・釣り(1人)、シュノーケリング(1人)、その他(用便中1人、不明1人) - レジャーを楽しむ際には、ライフジャケットを着用し、子どもから目を離さないようにしましょう。
- 令和6年に神奈川県内では、42件52人の水難の届出があり、17人の方が亡くなっています。
水難による死亡を行為別にみると、水泳・水遊び中が8人、魚とり・釣り中が2人、サーフィン中が2人、シュノーケリング中が2人、水難救助活動中が2人、その他が1人です。 - 令和6年水難発生状況
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