「防犯テキスト」お子さんへの具体的な指導方法・防犯グッズ
更新日:
2023年07月25日
お子さんの目線で、防犯対策をご指導ください。
子どもを犯罪から守るためのポイント(危険回避の方法)
- 知らない人についていかない。
- 一人にならない。
- 家を出る時は、誰と、 どこで、何をするか、何時ごろ帰宅するかを言う。
- 怖い時は大きな声で助けを呼ぶ。(声を出すと未遂が多い)
という事をくり返し教え、習慣化させてください。
また、日常生活の中で危険回避の方法を子どもが理解できるように具体的に教えてください。
家のまわりに危険な場所がないか、お子さんと一緒に考えてみてください
大人の目と子どもの目では、危険な場所が異なる場合もあります。また、普段、子どもが行く場所と大人が行く場所も違います。お子さんと一緒に散歩でもしながら、どんな場所が危険かを一緒に考えてみましょう。そして、それをもとにして、どんな対応方法をとったらよいかを話し合ってください。
一方通行ではなく、「あなただったらどうする」と問いかけましょう
「こうしてはいけない」「ああしてはいけない」と一方的に教えるよりも。
寸劇やゲームなどの疑似体験によって、なぜそれが怖いことなのかを理解させるとよいでしょう
年少のお子さんには、寸劇やゲームなどの指導方法が理解しやすく、万一の際の適切な対応に効果的です。
繰り返しお子さんに問いかけて、しっかり身につくように、ご指導ください
お子さんの防犯指導は、「繰り返し」が基本です。日常生活の中で、何回でも繰り返して指導するようにしましょう。
- おおだこポリス4つのおやくそく
- みんなの防犯体操
- 防犯イラスト
地域の皆さんと協力してお子さんを犯罪から守ることも必要です。
ご家庭、保育所等、地域の皆さんが連携して防犯対策をすることが、お子さんを犯罪から守ることにつながります。お互いに協力して、お子さんにとって安全・安心な地域にしましょう。
防犯グッズの紹介
防犯グッズの携帯も防犯対策のひとつです。
最近はお子さんを犯罪から守る防犯グッズも数多く販売され、それらを携帯することも防犯手段のひとつといえます。ただし、防犯グッズを身に付けているからといって安心できません。基本はあくまでも、お子さんへの日々の指導です。
大音量で危険を知らせる防犯ブザー
身の危険を感じたらボタンを押したり、ひもを引っぱったりすることでブザー音が鳴り、周囲に知らせることができます。
お子さんの居場所がわかる器具・携帯電話
お子さんの帰りが遅い時、お子さんが迷子になってしまった時など、居場所がわかる器具や携帯電話があれば安心です。
バッグで簡単に携帯できるホイッスル
キーホルダーのように、簡単に携帯できるホイッスル。とっさの時に簡単に危険を知らせることができます。
暗い夜道でも安心の携帯ライト
暗い夜道を通る状況になった場合でも、ライトを照らしながら歩くことで、危険回避につながります。
防犯グッズのお問い合わせは、最寄りの警察署へ
[神奈川県警察本部・神奈川県防犯協会連合会発行「保護者及び保育所等施設関係者のための防犯テキスト」より]
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部生活安全総務課
電話:045-211-1212(代表)