更新日:
2023年07月25日
神奈川県警察、LINEみらい財団及び神奈川県教育委員会が、サイバー教室用教材を開発!!
サイバー教室用教材「SNSの上手な使い方を考えよう!」とは
- 本教材は、SNS等のインターネットに起因した少年の非行・被害、いじめやトラブル等を防ぐために作成された教材で、主にSNSに起因するトラブルを防ぎ、対処する方法を学ぶことができます。
- 本教材は、スライド形式(パワーポイントデータ)の教材で、本教材を用いて学校等で児童・生徒・保護者等に対して講義を行うことができます。
(※ 教材のダウンロードへ)
教材の一例
「自分と相手の違い」を考える
「写真からわかる情報」を考える
「写真の送り方」を考える
実際に起きているトラブル
教材の特徴
ポイント1 児童・生徒のトラブル実態にあわせてアレンジ可能な教材
従来の教材では、はじめから終わりまで授業の流れが決められており、実際の学校現場で見えてくる実態に合わせにくいという課題がありました。本教材では、より実態に即した指導を行えることを念頭に置き、授業者によって内容のアレンジが可能となるモジュール型教材としています。
具体的には、調査結果から特に教育の必要性が見られた7種類の内容
- 自分と相手の違い
- 相手の情報
- 上手な伝え方
- 写真からわかる情報
- 写真の送り方
- トラブルの内容に応じた対応方法
- 被害を小さくする方法
からなる、それぞれ約15分のワークを組み合わせることで、児童・生徒たちに考えさせたい内容や身につけさせたいスキルをイメージしながらご活用いただくことを可能としています。
ポイント2 「リスクマネジメント」と「クライシスマネジメント」の視点
これらのモジュールは「リスクマネジメント」と「クライシスマネジメント」の2つの視点で分類され、それぞれ被害にあわないようにする方法とトラブルにあった際に被害を小さくする方法を学べる内容となっています。
単にトラブルに気を付けることを学ぶだけではなく、自律的な判断をもって適切な行動ができることを目指します。
※ リスクマネジメント…事前にトラブルを回避し、被害を最小限に抑える方法
※ クライシスマネジメント…トラブルが発生したときに、被害を最小限に抑えるための方法
ポイント3 学習者に「被害やトラブルの当事者になりうる自覚」を促す
具体的な事例を用いたワークを通じて積極的に考え、他者の多様な意見や価値観に触れることで、学習者に「自分も被害やトラブルにあうかもしれない」という自覚を促すことを目指します。
本教材を活用して、神奈川県内の小学校、中学校及び高等学校等の児童・生徒向けに、教員や県警職員等が授業を行い、情報モラルの向上と規範意識の醸成を図ります。
教材ダウンロード
本教材は、インターネットに起因した非行・被害防止を目的として、児童・生徒・保護者等への啓発・教育に関連して無償で提供する場合に限り、自由に利用することができます。
- 授業用スライド(PDF:3,287KB)
- 授業用スライド(パワーポイント:7,373KB)
- 指導者用ガイドブック、児童・生徒用ワークシート(PDF:2,688KB)
- 児童・生徒用ワークシート(Word:5,691KB)
※ 授業用スライドと児童・生徒用ワークシートは、授業内容にあわせ、それぞれパワーポイント、ワード版を編集してお使いいただけます。
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部少年育成課
電話:045-211-1212(代表)