更新日:
2024年10月10日
コンピュータ技術や電気通信技術を悪用した「サイバー犯罪」は、年々増加の傾向にあり、その手口も巧妙化しています。
便利なインターネットの世界には、危険な落とし穴も隠されています。
サイバー犯罪とは?
「サイバー犯罪」とは、コンピュータ技術や電気通信技術を悪用した犯罪の総称で、大きく以下の4つに分類されます。
コンピュータ技術や電気通信技術を悪用した犯罪を従来は「ハイテク犯罪」と呼んでおりましたが、「欧州評議会サイバー犯罪に関する条約」や、日本政府の犯罪対策閣僚会議において「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」の中などで、「サイバー犯罪」という呼び方が用いられていることなどから、上記のような犯罪を総称し、「ハイテク犯罪」と同義語として「サイバー犯罪」を使用しています。
- 不正アクセス禁止法違反
オンラインゲーム等で他人のID/パスワードを無断で利用するなどの「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(不正アクセス禁止法)に違反する行為 - コンピュータ、電磁的記録対象犯罪
インターネットバンクで、他人になりすまして口座から預金を引き出す「電子計算機使用詐欺罪」など - 不正指令電磁的記録に関する罪
コンピュータ・ウイルス(不正指令電磁的記録)を作成、提供するなど - ネットワーク利用犯罪
実行に不可欠な手段として高度情報通信ネットワークを利用する犯罪で次のようなものがあります。
- インターネットオークションなどを利用した詐欺
- インターネット上にわいせつ画像を掲載するわいせつ物公然陳列
- ファイル共有ソフトなどを利用した児童買春・児童ポルノ法違反(公然陳列)
- メールにおける脅迫、掲示板での犯行予告による業務妨害 など
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部
サイバー犯罪捜査課
電話:045-211-1212(代表)