更新日:

2024年08月26日

目次

電車内痴漢等迷惑行為相談所

神奈川県警察鉄道警察隊の中にある相談所です。

神奈川県内の電車や駅構内で発生した痴漢等迷惑行為の相談を受け付けています。

 

警戒強化

痴漢撲滅

 

電車内痴漢等迷惑行為相談所

(鉄道警察隊)

電話 045(461)0110

横浜市西区高島2丁目16番1号

 

このページの先頭へもどる

痴漢被害に遭ってしまったら

痴漢行為をする犯人は、おとなしそうで、抵抗されにくい人を狙って犯行を行う場合があります。

電車に乗っているときに、後ろに立っている人がごそごそと動いているときや、何かお尻に当たっているような気がするときはそのままにしないでください。

少しでも異変を感じたとき

「何か変だな」と少しでも異変を感じたら、はっきりと拒絶反応を示すことが大切です。

犯人の中には、拒絶反応が無いことを「犯行を容認している」と都合よく解釈する者もいます。

その場から動ける状態であれば、立っている場所を変更し、犯人から距離を取りましょう。

痴漢かもと思ったとき

「もしかして痴漢かもしれない・・・」と思ったときは、抵抗しましょう。

  • 違和感を感じた部分を手で払ってみる。(反応・抵抗する)
  • 後ろを振り返り確認する。(警戒する)
  • 次の停車駅で電車を降り、車両を変更する。(離脱する)

など、行動を起こしてみましょう。

このように抵抗することで犯人が犯行を躊躇する場合もあります。

痴漢行為が続くとき

抵抗や警戒、離脱を行っても痴漢の行為が続くときは、勇気をもって声を出しましょう。

「痴漢です」「やめてください」「助けてください」などの言葉で周囲の人に助けを求めて下さい。

怖くて声が出ない、痴漢行為なのかはっきりせず、声を出すことがためらわれるときは、防犯ブザーやスマートフォンで大きな音を出したり、ヘルプカードや防犯アプリ、メモ機能を利用して周囲の人に被害を伝えるなどの行動を起こしてください。

犯人に、あなた一人だけで立ち向かう必要はありません。

あなたの周りにはたくさんの人がいます。

勇気を出して助けを求めましょう。

痴漢の被害に遭い悩んでいる場合は、お近くの警察署(交番)又は、電車内痴漢等迷惑行為相談所(鉄道警察隊)にご相談ください。

後ろで何かが当たっていると思ったとき、あなたならどのように行動しますか?

ポイント

  • 無反応・無抵抗・無警戒にならないようにする。
  • 拒絶の意思を相手に示す。
  • 周囲の人に助けを求める。

痴漢被害の予防について

普段、何気なく電車に乗る方は多いと思いますが、乗車車両や乗車位置を変更するだけで、痴漢被害に遭いにくくなります。

また、痴漢被害に遭うのは女性だけとは限りません。

痴漢被害を予防するため、乗車方法にも注意してみてください。

乗車車両・乗車位置について

痴漢被害は、混雑している電車内で発生しているケースがほとんどです。

電車内が混雑するのは、

  • 平日朝の通勤・通学時間帯(利用客が多いため混雑しています)
  • 階段近くの車両や乗換えが便利な車両(人の出入りが多いため混雑しています)

などです。

できるだけ時間に余裕を持って、混雑の少ない車両に乗車しましょう。

主に混雑している乗車位置は、ドア付近です。

痴漢の犯人は、逃走しやすく、犯行が周囲から気付かれにくいといった理由から、これらの混雑した車両や場所を選んで使用することがあります。

被害予防のため、ドア付近で立ち止まらず、座席前付近まで移動しましょう。

座席前付近まで移動しましょう。

通勤・通学の時間帯は【女性専用車両】を運行している鉄道事業者もあるため、各鉄道事業者のホームページで確認してみましょう。

ポイント

  • 混雑している車両で痴漢行為が行われることが多い。
  • 階段近くの車両・乗り換えに便利な車両を避け、空いている車両を選ぶ。
  • ドア付近で立ち止まらず、座席通路の方へ移動する。
  • 女性専用車両がある場合は積極的に利用する。

空いている電車内について

座席がたくさん空いているのに、わざわざ隣に座って太ももやお尻を触るといった痴漢被害や、目の前に座っていた人が突然陰部を出したなどの、公然わいせつの相談が寄せられています。

犯人は、昼間の乗客が少ない時間帯や夜間の終電間際など、人が少ない車両を選び、痴漢行為や公然わいせつ行為を行っています。

これらの相談の共通点は、空いている車両内です。

空いている車両に乗車し、不自然に隣に座ってきたり、近づいてくる人がいたら、席を立ち別の車両へ移動しましょう。

できるだけ人がいる車両に乗ることで、被害を未然に防ぐことができます。

隣に座ってこなくても、違和感や不審な点があれば、その場から離れましょう。

犯人と二人きりにならないことが大切です。

ポイント

  • 空いている車両で隣に座ってくる人に注意する。
  • 二人きりの状況を避け、できるだけ人が乗っている車両に乗る。
  • 近づいてきたら距離をとり、警戒していると行動で示す。

痴漢を目撃した方へ

電車内で痴漢をされている方が助けを求めていたら、見て見ぬ振りをせず助けてあげてください。

「面倒ごとに巻き込まれたくない」「時間がない」「誰か別の人が助けてくれるだろう」と思うこともあるかもしれませんが、痴漢の被害者の多くがまだ未成年の学生です。

先を急いでいる場合でも、【駅員を呼ぶ】【110番通報する】などのご協力をお願いします。

電車内で不審な人を目撃した際は、情報提供にご協力ください。

  • 利用している路線(区間)
  • 乗車位置(◯号車や前から◯番目の車両など)
  • 乗車時間(◯◯駅を◯時発の電車など)
  • 不審者の特徴

これらの情報を、お近くの警察署(交番)又は電車内痴漢等迷惑行為相談所(鉄道警察隊)まで、 ご連絡ください。

犯人に結びつく有力な情報として当隊の活動にいかしていきます。

その他不明な点やご相談はお近くの警察署(交番)又は電車内痴漢等迷惑行為相談所(鉄道警察隊)にご連絡ください。

このページの先頭へもどる

情報発信元

神奈川県警察本部 地域部鉄道警察隊

電話:045-461-0110(代表)