鉄道警察隊の紹介
更新日:
2025年03月26日
目次
沿革
- 昭和62年4月1日
- 国鉄民営化による鉄道公安官制度の廃止により、全国の都道府県警に【鉄道警察隊】が新設されました。 それまで国鉄が運用していた横浜鉄道公安室、小田原鉄道公安室、川崎公安派出所、新横浜公安派出所の4施設を国鉄から引継ぎ、分駐所として運用開始しました。
- 平成8年4月1日
鉄道警察隊本隊に「痴漢等迷惑行為相談所」(現電車内痴漢等迷惑行為相談所)を設置しました。
- 平成22年8月20日
- 小田急線海老名駅に海老名分駐所を新設しました。
- 平成29年4月1日
- 鉄道警察隊は創立30周年を迎えました。
任務・活動内容
任務
鉄道警察隊は鉄道利用者の安全を守り、鉄道施設における各種犯罪の予防及び検挙に当たることを任務としています。
活動内容
神奈川県内を活動地域として鉄道施設及びその沿線においてパトロールや警戒警備活動を行っています。
新幹線など県をまたぐ長距離電車については、県外の警察と相互に協力しながら、車内のパトロールを行い、利用者の安全を守る活動をしています。
鉄道警察隊に「電車内痴漢等迷惑行為相談所」を設置し、痴漢等の被害で困っている方からの相談を受けています。
相談の際は、適切な助言を行うとともに、必要に応じた検挙活動を行っています。
本隊・分駐所の所在地
本隊(横浜駅)
鉄道警察隊本隊は、横浜駅東口に位置しています。
横浜駅には、JR東海道線・京浜東北線・根岸線・横須賀線、東急東横線、みなとみらい線、京急線、市営地下鉄ブルーライン、相鉄線と多くの路線が乗り入れており、乗降客数は県内トップとなっています。
電車内痴漢等迷惑行為相談所が設置されており、電話や来訪による相談対応も行っています。
横浜駅からのアクセスマップ
新横浜分駐所(新横浜駅)
鉄道警察隊新横浜分駐所は、新横浜駅ビル1階に位置しています。
新横浜駅には、JR東海道新幹線、JR横浜駅、市営地下鉄ブルーラインが乗り入れています。
県外からの乗降客や多くの外国人観光客が利用するターミナル駅となっています。
川崎分駐所(川崎駅)
鉄道警察隊川崎分駐所は、JR川崎駅東口に位置しています。
川崎駅には、JR東海道線・京浜東北線・南武線が乗り入れています。
また、隣接して京急川崎駅があり、乗降客数は県内では横浜駅に次ぐ規模です。
小田原分駐所(小田原駅)
鉄道警察隊小田原分駐所は、小田原駅西口に位置しています。
小田原駅には、JR東海道線新幹線、JR東海道線、小田急線、大雄山線、箱根登山鉄道が乗り入れています。
観光地箱根の玄関口であり、県内外からの多くの観光客や外国人観光客が訪れます。
海老名分駐所(海老名駅)
鉄道警察隊海老名分駐所は、小田急線海老名駅西口改札前に位置しています。
海老名駅には、小田急線、相鉄線、JR相模線が乗り入れています。
平成22年に全国で初めて私鉄の駅に設置された分駐所です。
記章等
隊長挨拶
神奈川県警察鉄道警察隊長
森川 大
鉄道警察隊長の森川と申します。
私たち鉄道警察隊は、主に電車内や鉄道施設における「すり」や「痴漢」、駅構内での「盗撮」、「不正乗車」等の予防・検挙活動を行い、日々、鉄道施設等を利用される皆様の安全・安心の確保を目的に日夜活動しております。
隊員は、交代制勤務により24時間体制で各種犯罪に目を光らせておりますので、もし痴漢等の被害に困り悩んでいる方がいましたら、当隊の「電車内痴漢等迷惑行為相談所(電話045-461-0110)」までご連絡ください。必ずお力になります。
痴漢や盗撮等の行為は、社会的弱者に対する卑劣な犯罪行為です。決して許すことはできません。しかし、春の入学シーズンはこれらの犯罪が増加する傾向にあり、鉄道警察隊では、電車内や鉄道施設内における警戒・検挙活動を一層強化しています。痴漢や盗撮等の迷惑行為を目撃された方も、遠慮なく情報提供をしていただきたいと思います。
私ども鉄道警察隊は、これからも皆様が安全に安心して鉄道施設が利用できるよう、日々全力で活動してまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
鉄道警察隊マスコットキャラクター
鉄道警察隊創立30周年を記念して誕生したマスコットキャラクターです。
顔は「パトカーのような電車」をイメージしており、パンタグラフが付いていることが特徴です。
情報発信元
神奈川県警察本部 地域部鉄道警察隊
電話:045-461-0110(代表)