更新日:
2023年10月23日
フィッシングに注意!!
近年、オンラインショッピングの利用やキャッシュレス決済アプリの普及など、私たちの日常生活において、インターネットを活用したサービスが益々身近なものとなっていますが、同時に、フィッシング(詐欺)の被害も多くなっています。ここでは、フィッシングについて説明をします。
フィッシングとは?
フィッシングとは、金融機関やクレジットカード会社、通信事業者、インターネット通販事業者、配送業者など、実在する企業を装ってメールやSMSを送信し、メール本文に記載されたURLやリンク先をクリックさせて、偽のホームページへ誘導し、そのページでクレジットカード番号やID・パスワード等の情報を入力させ、不正にそれらの情報を入手する行為を言います。
もしも、情報を入力してしまうと、その後に、不正に入手されたID・パスワード等を悪用され、お金や商品をだまし取るなどの被害も発生してしまう可能性があります。
具体的な事例にはどのようなものがありますか?
ショッピングサイトを装ったメールが届き「今すぐあなたのアカウントを確認してください。」と書かれていたので、メールに記載されていたURLからショッピングサイト(実際は正規サイトに酷似したフィッシングサイト)にアクセスして、ID・パスワードを入力したところ、何者かに、自分のアカウントにアクセスされて、勝手に品物を買われたり、たまっていたポイントを使われてしまったといった事例があります。
被害防止のための注意点はなんですか?
※ 以下の点に十分注意してください。
- 電子メールやSMSのメッセージに含まれているURLやリンク先は安易にクリックしてアクセスしない(アクセスしてしまってもID・パスワードを入力しない)
- ショッピングサイトや金融機関などを利用する時は、公式サイトからアクセスして利用する(よく利用するサイトはブックマーク(お気に入り)に登録しておく)
- ID・パスワードの入力を求めるメールを受信したら、公式サイトに記載の電話番号やメールアドレスに問合せを行う
フィッシングの被害に遭わないために
フィッシングに遭ってしまうと・・・
- クレジットカード情報を盗まれて、インターネットショッピングサイト等でクレジットカード情報を不正に利用される被害
- アカウント情報を書き換えられ、ショッピングサイトで自分に成りすまして商品を購入されてしまう被害
- ためていたショッピングなどのポイントを使われてしまう被害
など、色々な被害が発生します。
フィッシングの手口は日々巧妙化していますので、被害防止のためにも、フィッシングとはどのようなものかを知っておくことが大切です。
下記のリンク先では、フィッシングサイトに誘導するメールの事例、動画、イラストなどを活用して分かりやすく注意喚起がされていますので、参考にしてください。
ご自身にフィッシングメールが届いた、フィッシングサイトを発見した、フィッシングの被害に遭ってしまった場合は、最寄りの警察署へ連絡してください。(#9110か最寄りの警察署へ電話)
【注意喚起を行っているサイトの紹介(参考)】
1 フィッシング対策協議会 マンガでわかるフィッシング詐欺対策5ヶ条 https://www.antiphishing.jp/phishing-5articles.html |
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2 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター 通信事業者を装ったフィッシング(不正アプリに注意) https://www.jc3.or.jp/threats/examples/article-409.html |
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3 一般社団法人日本クレジット協会 あなたがフィッシング詐欺の被害に遭わないために https://www.j-credit.or.jp/customer/attention/attention_02.html |
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部
サイバー犯罪捜査課
電話:045-211-1212(代表)