神奈川県迷惑行為防止条例の一部改正に関する意見募集結果について

更新日:

2024年07月10日

県警察では、神奈川県迷惑行為防止条例の一部改正に関する意見募集を実施し、県民の皆様から御意見を頂きました。

お寄せいただいた御意見の概要と本条例一部改正に関する県警察の考え方について、取りまとめましたので公表いたします。

なお、意見公募時にお示ししたとおり、御意見に対する個別の回答は差し控えさせていただいております。

皆様方の御協力に深く御礼申し上げるとともに、今後とも各種警察活動に御協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。

意見募集の概要

【募集期間】

令和6年5月1日(水曜日)から同月31日(金曜日)までの間

【募集方法】

郵送又は電子メール

【募集結果】

134件

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御意見を提出いただいた方の内訳

【性別】

  • 男性   75人(56.0%)
  • 女性   58人(43.3%)
  • 未回答   1人(0.7%)

【年代】

  • 20歳未満   2人(1.5%)
  • 20歳~39歳   49人(36.6%)
  • 40歳~59歳   58人(43.2%)
  • 60歳~79歳   22人(16.5%)
  • 80歳以上   1人(0.7%)
  • 不明   2人(1.5%)

【送付方法別】

  • 郵送等   128人(95.5%)
  • 電子メール   6人(4.5%)

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御意見の概要

【条例改正への賛否】

     

意見総数   134件中

  • 賛成   127件中
  • 反対   0件中
  • その他   7件(意見内容からは賛否が判断できないもの)

【主な御意見要旨と県警察における基本的な考え方】

条例改正全体について

  • 社会情勢の変化に合わせて条例を改正していくことは県民の平穏な生活を保持する上で重要である。
  • 今後も迷惑行為防止条例は、実情に合わせて逐次改正していただきたい。
  • 改正内容を広く周知してほしい。
  • 罰則の強化も検討するべきだ。

【県警察における基本的考え方】

県警察においては、近年の社会情勢の変化に伴い、現行条例では適用できない事例の出現や交通の妨げとなる客引きが増加するなどの実態を踏まえて、条例の改正の必要性を認めました。

新たな規制については、条例の第9条(客引き行為等の禁止)に追加することとし、罰則については、既に罰則が設けられている他県の迷惑行為防止条例等を参考としております。

なお、改正条例が成立した際には、様々な機会において周知を図る予定でおります。

「歓楽街の客引き」について

  • 通行の妨げになっており迷惑である。
  • 教育に悪いので子供に見せたくない。
  • 警察官の命令に従うか心配である。

【県警察における基本的考え方】

現行条例においては、「誘引行為」「うろつき、とどまり、たむろする行為」は規制されているものの直罰規定がなく、警察官が注意しても全てを是正するには至っておりません。

本改正により、警察官に中止命令の権限を付与し、同命令に従わない場合には、罰則規定を設ける予定です。

改正後、行為者は、条例の規定に従わない場合、行政処分等の不利益を被ることになります。

よって、警察官の命令による是正効果が期待され、歓楽街の浄化につながると考えています。

警察に対する要望

  • 取締りをもっと強化してほしい。
  • 立っている客引きに注意して排除して欲しい。
  • もっとパトロールをしてほしい。

【県警察における基本的考え方】

本改正により、警察官に中止命令の権限を付与することから、これまで以上に、客引き等の迷惑行為に対する抑止効果が期待されます。

取締りに当たっては、悪質な客引き行為の事実内容、証拠関係など、具体的かつ客観的な事情を総合的に勘案した上で、慎重に捜査を進めます。

また、迷惑行為の背景を客観的に精査し、客引き行為を助長する事業者に対しても取締りを徹底します。

居酒屋・カラオケの客引きについて

  • 路上でたむろしていて通行の邪魔である。
  • 居酒屋・カラオケの客引きも罰則を規定するべきである。

【県警察における基本的考え方】

本改正により、居酒屋・カラオケの客引き、誘引、客待ち行為に対し、規制(罰則無し)することにより、行為者はもとより、その事業者に対しても、抑止効果が期待されます。

憲法による営業権の観点から同行為に対しては、直罰規定のない訓示規定とし、違反行為が認められれば、警察官による口頭注意を実施します。

その他

  • 全国一律に法律で規制すればよいのではないか。
  • 悪質な店舗等にダメージを与えることが重要ではないか。
  • 店舗に対しても周知をするべきではないか。

【県警察における基本的考え方】

神奈川県迷惑行為防止条例は、県民及び滞在者の生活の平穏を保持することを目的としており、その性質上、県内の情勢に合わせた規制となっています。

他の都道府県においても本県の条例に類似した条例を制定・運用しており、各都道府県の治安情勢に応じて対応しています。

当県においては、本改正により、規制の対象となる事業者へ注意を促し、条例を遵守できない場合には事業者(居酒屋、カラオケを除く)に対する行政処分や罰則を設ける予定です。

当然、本改正内容については、店舗等の事業者にも周知を徹底し、事業者にも平穏な県民生活の保持を意識してもらいます。

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今後の方向性

【基本方針】

改正作業につきましては、条例改正案の概要について、多くの賛同意見をいただいたことを踏まえ、継続して改正作業を進めてまいります。

【意見の反映】

改正条例の周知に当たっては、いただいた意見を踏まえ、県民はもとより飲食店等の規制対象となる事業者に対しても広く行ってまいります。

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情報発信元

神奈川県警察本部 生活安全部生活安全総務課

電話:045-211-1212(代表)