私はこうして騙された(サポート詐欺編) 登場人物:被害者(70代男性)犯人(片言の日本語を話す女性の声)店員(20代男性) (被害者の声)私は、自宅のパソコンを使いインターネット検索をしていました。        すると、突然パソコンの画面に「警告文」が表示され、アナウンスが流れてきたのです。 アナウンス:あなたのパソコンは、ウイルスに感染しています。      至急お電話下さい 050-1234-5678 (被害者の声)えっ、どうしよう。すぐに連絡しなくちゃ。(電話をする) 被害者:もしもし、パソコンがウイルス感染したっていう警告画面になってしまったのですが? 犯 人:あたなのパソコンはウイルスに感染し対策をしないと使えなくなってしまいます。     遠隔操作をしますので、私の指示どおり操作して下さい。 被害者:わかりました。はい、はい、セキュリティ画面ですね。はい… 犯 人:セキュリティ保証を受ける必要があります。     5年保証は4万円、8年保証は6万円、一生保証は8万円になりますが、どれに加入しますか? 被害者:じゃあ、5年保証は4万円のでお願いします。 犯 人:わかりました。  支払いは、「エップル」ギフトカードになります。     コンビニに行って、4万円分のギフトカードを買って来てください。     電話は切らずに、家に置いて行ってください。 被害者:わかりました。急いで買ってきます。 (被害者の声)こうして、私は近所のコンビニに行って、カードを買い家に戻りました。 被害者:もしもし、カードを買ってきました。 犯 人:それでは、カードの裏面に書かれている英数字を入力画面に入力して下さい。 被害者:わかりました。えーっとカードの番号は…(番号を入力する) 犯 人:入力ミスがありました。番号が間違っているようです。 ミスしたカードはもう使うことが出来ません。     もう一度カードを買って、入力する必要があります。 今後は登録料4万円と併せて8万円になります。     この8万円は後日返金されます。     もう一度、新しいカードを買ってきて下さい。 被害者:えっそうなんですか。ちょっと待っていて下さい。急いで買ってきます。 (被害者の声)こうして、私はまたコンビニに行って、カードを買い家に戻り、再度英数字を入力したのですが… 犯 人:また、入力ミスです。番号が間違っています。 もう一度カードを買ってきて下さい。 被害者:えっまたですか。そんなはずはないんですか。どうしよう、ちょっと待っていて下さい。急いで買ってきます。 (被害者の声)こうして、私はまたコンビニにカードを買いに行ったのです。 〇コンビニ店内 店 員:いらっしゃいませ。あれ、お客さん、またカードを買うんのですか?     先ほどもカードを買っていきましたよね? 被害者:はい、実はパソコンがウイルス感染して… (被害者の声)私はコンビニの店員さんに状況を説明しました。すると… 店 員:お客さん、それ詐欺ですよ。サポート詐欺っていう詐欺ですよ。 (被害者の声)こうして、私はサポート詐欺の被害にあってしまったのです。 ※犯人はコンビニ店員に怪しまれないようにするため、別に会社のギフトカードを購入することや別のコンビニに行くよう指示する場合も多くあります。