特殊詐欺にご注意ください
令和3年中に神奈川県内で認知した特殊詐欺は、1,461件(前年比-312件)、被害総額約25億5,900万円の発生がありました。
横須賀南警察署管内では、16件(前年同期±0件)、被害総額約5,160万円の発生がありました。
特殊詐欺の被害のうち最も多い手口は、電話を利用して息子、孫等の親族を装い「鞄を忘れた」「会社のお金を使い込んだ」等の名目で、現金を騙し取るオレオレ詐欺、2番目は、役所や税務署職員を名乗り「保険料の還付がある」等と連絡し、ATM機を操作させて犯人側の口座に現金を振り込ませる還付金詐欺です。警察官や銀行員を装って「カードが不正利用されている」等と偽りキャッシュカードを騙し取る「預貯金詐欺」や、同様に警察官や銀行員を装って被害者宅の玄関先などでキャッシュカードを提示させ、隙を見て偽物のカードとすり替える「キャッシュカード詐欺盗」も依然多く発生しています。
キャッシュカードをだまし取る詐欺被害が増加中!
キャッシュカードをだまし取る詐欺被害が増加しています。
手口としては、警察官、デパート従業員、銀行協会等を装い、
- 「あなたのカードが偽造されている!」
- 「新しいキャッシュカードに変更してください!」
- 「古いキャッシュカードを預かりに伺います!」
- 「手続に必要なので、暗証番号を教えてください!」
などとキャッシュカードをだまし取り、口座のお金を引き出されてしまいます。
これはサギです!必ず警察や家族に相談してください。
「孫の手作戦」実施中!
横須賀市内の横須賀南警察署、横須賀警察署、田浦警察署が連携し、振り込め詐欺防止の啓発チラシを作成して、市内23中学校の全生徒に配布し、チラシを中学生から祖父母らに渡してもらう「孫の手作戦」が平成28年7月12日からスタートしました。振り込め詐欺は依然として多発しています。被害に遭わないようご注意下さい。
電話で「お金」と言われたら、それは「サギ」です!
オートバイ盗・自転車盗が多発しています
令和3年中に横須賀南警察署管内で発生した乗り物盗の被害は、自動車盗2件(前年比+2件)、オートバイ盗9件(前年比-7件)、自転車盗73件(前年比+19件)でした。
オートバイ盗・自転車盗の被害の多くは、無施錠のまま駐輪中に発生しています。
また、被害場所は自宅及びコンビニエンスストアやスーパー等の駐輪場や駅周辺です。
オートバイ盗・自転車盗の被害に遭わないために、駐輪する際は必ず鍵をかけましょう。
また、盗難防止には二重ロックが有効です。
犯罪被害に遭わないために
性犯罪は、被害者を心身ともに深く傷つけ、たとえ身体の傷がいえても被害者だけでなく、周りの家族等をも長きにわたって苦しめ続ける許しがたい犯罪です。
混雑した電車内、帰宅途中、就寝中等さまざまな場面で、被害に遭う可能性が潜んでいます。
暖かくなると、衣類も薄着になり、人の気持ちも開放的になり、性犯罪の被害が増える傾向にあります。
特に女性の皆さんは、自分の身を守ることを意識して、次のようなことを心がけ、性犯罪の被害に遭わないようにしましょう。
- 深夜の帰宅は、家族に迎えに来てもらう、タクシーを利用するなどして、一人歩きは避けましょう。
- 携帯電話やヘッドホンを使用しながらの歩行は、周囲への警戒心が薄れ、被害に遭う危険性があるので控えましょう。
- 遠回りでも明るく広い道を通り、時折周囲の様子に気を配りましょう。
- 防犯ブザーや笛(ホイッスル)など、音の出るものを携帯しましょう。スマートホンの防犯ブザーのアプリなどもあります。
- 自宅に入るときは開場後、素早く家の中に入り、必ず鍵を掛けましょう。ドアには複数のカギをつけると、より安心です。
- 自宅に居るときは、暑い夜はエアコン等を利用し、ベランダや小窓、高窓も必ず鍵を掛けましょう。
- 来訪者にはドアチェーンを掛けたまま対応し、相手を確認した後にドアを開けましょう。
性犯罪でお困りの女性は、横須賀南警察署または性犯罪110番にご相談ください。
「性犯罪110番」#8103または0120‐38‐8103(フリーダイヤル)