9月21日(土曜日)から30日(月曜日)までの10日間、秋の全国交通安全運動が実施されます。本運動は、市民一人一人が交通安全について考え、交通ルールの遵守と交通マナーの向上に取り組むことを通じて交通事故を防止することを目的に行うものです。
期間中は、横須賀交通安全協会をはじめとする交通外郭団体の皆様のご協力をいただきながら、街頭キャンペーンや街角アドバイス、各種広報啓発活動(ラジオ放送、広報車による広報等)に取り組むほか、警察官による交通指導取締りを強力に推進してまいります。
横須賀署管内の人身交通事故の発生件数(9月14日現在)は346件(前年同期比マイナス8件)(死者2人、重傷者8人、軽傷者389人)ですが、うち二輪車と高齢者の関係する事故が全体の約4割を占めており、とりわけ二輪車は過去5年間の平均値よりも高い数値であるため、二輪車の事故を減らすことが課題であり、期間中は二輪車の交通事故防止に向けた対策にも重きを置いてまいります。
県内全体を見れば、例年秋から年末にかけて交通事故、死亡事故が多発傾向にあるため、まさにこれからが正念場です。横須賀署では悲惨な交通事故の発生を一件でも食い止め、交通事故によって辛い思いや悲しい思いをする方が一人でも減るよう各種対策を講じてまいります。引き続き市民の皆様のご協力をお願い申し上げます。
令和6年9月 横須賀警察署長 長谷善明