西本郷小学校前の笠間地区の通学路において、歩行者等の安全を確保するための交通社会実験を昨年12月2日から6日までの5日間実施し、その影響や意見をアンケートにより募集し、442名の方にご協力いただきました。 集計結果は次の通りです。皆様のご意見を踏まえて対策を推進していきます。 ご協力ありがとうございました。 西本郷小学校笠間地区通学路交通社会実験アンケート結果 1 交通社会実験実施期間 令和6年12月2日(月曜日)~12月6日(金曜日)5日間 2 交通社会実験実施場所 横浜市栄区笠間2-7-12先(青木神社入口交差点)から横浜市栄区笠間2-31-7先(笠間交差点)まで 3 規制内容 午前7時30分から午前8時30分まで 青木神社入口交差点から笠間交差点方向への一方通行 4 アンケート実施期間及び方法 令和6年12月23日(月曜日)~令和7年1月31日(金曜日) HP・西本郷小中学校・駐輪場・直接配布等を通じて配布・配信 5 アンケート回答数 442件 (警察署や交番にて回収・インターネットによる受信・警察署ファックスによる受信・西本郷小学校のアプリを利用した集計結果 等) 回答方法 メール;24件; 5% 警察署・交番;203件; 46% 学校;215件; 49% 合計 回答数 442件 6 アンケート結果 (1) あなたの年齢を教えてください 10歳代:10人 20歳代:7人 30歳代:71人 40歳代:186人 50歳代:82人 60歳代:64人 70歳代:15人 80歳代:6人 無回答:1人 ※最も多い年代は40歳代でした。 (2) あなたがお住まいの地域を教えてください 笠間1; 1人;0% 笠間2;27人; 8% 笠間3;10人; 3% 笠間4;28人; 8% 笠間5;91人; 27% 小菅ケ谷・小菅ケ谷町; 105人;32% 本郷台; 3人;1% 飯島町; 45人;14% 桂町; 22人; 7%   (3) 笠間交差点付近道路の車両での利用状況について教えてください 頻繁;146人; 33% 時々;184人; 42% あまり通行しない;105人; 24% 無回答;7人; 1% ※車両で利用歴ありは約8割弱であった。 (4) 交通社会実験により何らかの影響を受けましたか 受けた(私生活・通勤);60人; 14% 受けた(業務・仕事); 11人; 2% 影響なし;364人; 82% 無回答; 7人; 2% ※交通社会実験により何らかの影響を受けた方はおよそ四分の一。 影響を受けた具体的内容 ・小菅ケ谷方面から笠間交差点方面に向かう時間が多少長くなった。 ・渋滞に巻き込まれた。 ・通勤時間に影響があった。 ・自転車を押して歩かなければいけなかった。 ・笠間交差点から大船駅までのバスの所要時間が長くなった。 ・大船停車場矢部線へのう回車両が増えて、上之町方面から大船駅方面へのバスが遅延した。 ・自宅車庫から車を出し入れできなかった。 ・大船駅まで自転車を使うことができなかった。 ・自転車の保有と駐輪場の契約が無駄になった。 ・う回の必要があった。 ・病院に行くのにう回が必要だった。 ・デイサービスの送迎でう回することになった。 ・影響を避けて早めに出勤する必要があった。 ・う回のためスクールバスが利用できなかった。スクールバスのルートが変更になった。 その他 ・登校のグループ数に比べて規制の時間が長いのではないか。 ・朝や雨天時は混雑するのではないか。 (5) 西本郷小の通学路について、何らかの安全対策が必要だと考えますか 絶対に必要;125人; 28% 必要;230人; 52% あまり必要ではない;43人; 10% 必要ではない;16人; 4% 無回答;28人; 6% ※「絶対に必要」「必要」を合わせると8割が必要と回答 ○ 必要な対策内容概要(絶対に必要・必要と回答) 【警察に対するもの】 ・不定期に警察官による見回りと指導。 ・子供たちの安全を優先するため、今回のような交通規制が必要。 ・終日の一方通行規制は不便であるので、一時的な時間帯の規制。 ・他の規制、制限速度の引き下げ。 ・通学時間帯の警察官による巡回。 ・交通社会実験と同様の交通規制の実施。 ・区間を短くして松ヶ丘の丁字路交差点からの規制。 ・朝と夕方の時間帯だけ鎌倉女子大方面から左折禁止。 ・速度取締りの実施。 【行政に対するもの】 ・監視カメラの設置。 ・歩行者、運転者への注意喚起。 ・保護者の付き添い又は保護者の送迎、教職員の付き添い。 ・通学路を変える。 ・児童側の安全への指導も必要。 【道路管理者に対するもの】 ・中央線を廃止して安全ポールを立てる。 ・安心して通行できる歩道の確保や整備が必要。 ・ガードレールや安全ポール、ハンプの設置。 ・夜間に光る停止線や白線への変更。 ・道路が狭いので、道路を拡幅。 ・難しいと思うが、セットバックして2車線化。 ・中央線をずらして片側の路側帯を無くし、一方の路側帯を拡幅してポールを立てる。 ・看板等による注意喚起。 ・車の速度抑制として道路のペイントなどで道路幅を狭く見せる。 【その他】 ・通学路の変更。 ・見守りの強化。 ・送迎バスの運行。 ・ボランティア、保護者、教職員による見守り活動。 ・定期的に注意喚起のための授業の実施。 ・生徒側にも歩き方について注意喚起。 ・登校時だけでなく下校時の対策や小学生以外の一般の歩行者の安全対策も必要。 ○必要ではない理由概要(必要ではない・あまり必要でないと回答) ・渋滞が懸念される。 ・この道を通らないのでよくわからない。個人的に利用頻度が少ない。 ・既に大型車の通行禁止や30キロ制限がある。片側1車線ずつの道路や路側帯もあるのに、交通規制までは不要。 ・朝の通学時の安全対策は必要だが、公共の道路なのでみんなでバランスよく使うべきだ。 ・道路は広く、安全に通学できる環境が整っている。 ・環状4号線を4車線化すれば、当該道路もスムーズになると思われる。 ・危険を感じたことがない。 ・通勤が不便になるので、交通規制には反対である。 ・町内の方や保護者が付き添っているから必要ではない。 ・規制による社会生活の影響が大きい。 ・速度が出せるような道路ではない。 ・自動車で通行時には、歩行者や自転車を無理に追い越そうとはしないし、実際追い越せない道であるから。 (6) その他意見 ・歩行者も乱横断したり道を広がって歩かないようルールを守ってほしい。 ・安全を訴えているドライバーでさえ30キロ規制を守っていない。 ・道路に面している自宅前を高速で走る車両に危険を感じる。 ・この道は狭い裏道であると認識されていない。 ・車の大型化により、すれ違いが難しい道幅である。 ・今回の規制は大船駅行きのバスの遅延を発生させた。これ以上の遅延は容認できない。 ・朝、道路を使用している人は、仕事などで通行が必要な人である。 ・規制をかけることは、家族の送り迎えや通勤通学、業務などに迷惑がかかるのでやめてほしい。 ・バイクと自転車の取締りを強化してほしい。 ・子供たちに何が危険かを身をもって体験してもらう取組みやイベントを増やしてはどうか。 ・車で通行するのが怖いので、なるべく避けて他の道路を通っている。 ・親の立場から子供を危険な状態で通学させたくない。 ・朝は急いでいる運転手が多く、子供の安全を守る意識が薄くなる。 ・子供と車の距離が近すぎる。 ・バイク、自転車のスピードが速くて危険。 ・児童が関係する事故が多く、少子化の現状を鑑みれば、安全対策の優先度は高いと思われる。 ・自転車の運転マナーが悪い。 ・更新時講習のビデオを観て、運転者も含めた一人ひとりのマナーと思いやりが大切だと感じた。 ・小学生は注意力が散漫で危険な行動に出ることがあるので対策が必要。 ・ベビーカーを押して歩行時に怖い思いをしたことがある。 ・片側車線だけでも交通量を減らす規制が必要。 ・危険個所は早めの対策が必要なのではないか。 ・地域住民の要望ということだが、実際は違うと思う。 ・土日や長期休暇は除外してほしい。 ・松ヶ丘住宅の住人にとって、住宅地への入口は一か所しかないため、一方通行にされることで緊急時に支障がでる。 ・規制をかけても警察官の見守りは必要。 ・下校の時間の方が危険。子供がふざけて歩いている。 ・この通学路が危険とのことで、他の学区に引っ越した家族がいる。 意見等記入回答にあっては、同様回答で表現の差異のみの回答は掲載を省略した。