南警察署の速度取締り重点について
事故防止のための速度取締指針
南警察署管内では、速度超過が事故の直接の原因となった危険運転致死傷罪を適用する事故は発生していません。しかし、速度超過は、信号無視違反や脇見による追突事故の被害拡大等、重大な事故を引き起こす要因となります。車両の走行速度の低下が、交通事故の抑止や被害の軽減に結びついており、当署では事故が多発する管内主要幹線道である主要地方道県道横浜鎌倉線及び県道弥生台桜木町線を最重点路線と定め、速度取締りを推進するほか、重点以外の場所、時間帯においても、速度取締りを実施していきます。
移動オービスが南区内で稼働します
「ゾーン30」を含めた生活道路を中心に取締りを強化するため、「可搬式速度違反取締装置(移動オービス)」を活用した速度抑制を図るための取締りを実施します。コロナ渦であっても交通事故は発生し続けています。速度の出し過ぎは重大事故に繋がりますので、速度を守り、安全運転をお願いします。
重点道路 | 重点時間帯 | 区間 | 規制速度 |
県道弥生台桜木町線 |
6時から12時 14時から22時 |
六ツ川4丁目から前里町1丁目 |
時速40キロメートル 時速50キロメートル |
主要地方道県道横浜鎌倉線 |
6時から12時 14時から22時 |
別所1丁目から吉野町4丁目 | 時速50キロメートル |
南警察署管内の路線別の発生状況
南区内の交通事故の54.9%は、裏通りにあたる一般市道上で発生しています。反面、総延長距離の短い幹線道において43.3%、その他の道路では1.8%の事故が発生しています。
(南区内の道路の総延長距離は289.9キロメートルであり、一般市道の道路延長距離は、274.2キロメートルで一般市道の割合は全体の94.5%となっています。)
管内幹線道路の発生状況
当署管内には、国道16号を始め、国道1号、主要地方道県道横浜鎌倉線、県道弥生台桜木町線等の幹線道路が通っています。幹線道路の総延長距離の合計は15.7キロメートルで南区内の総延長距離の僅か5.5%の道路において43.3%の発生があり、路線別では弥生台桜木町線(18.9%)及び横浜鎌倉線(9.1%)が高い比率を占めています。
発生時間帯に着目した分析
南区内での時間帯別の事故発生傾向は出勤時間帯にあたる午前7時台から発生が増加しだし、午前10時台に1回目のピークが現れます。
また、帰宅時間帯にあたる午後4時台を2回目のピークとして、午後7時台まで増加します。