磯子警察署の沿革
磯子警察署は、大正12年11月12日に山手本町警察署八幡橋分署として、 磯子区滝頭字原54番地(八幡神社脇)に設置されました。
その後は、
大正14年10月1日山手警察署八幡橋分署と改称
大正15年6月10日分署制廃止に伴い八幡橋警察署に改称
昭和2年12月27日現在地に庁舎を新築し磯子警察署と改称
昭和23年3月 横浜市磯子警察署と改称
昭和26年7月 神奈川県磯子警察署と改称
昭和56年10月14日 庁舎老朽化のため現在地に建て替え
今日に至っております。
【磯子区の概要】
磯子区は、横浜市の南東部に位置し、丘陵が東の東京湾に迫り、港南区・戸塚区・金沢区・南区・中区に 接した帯状に長い地形で、中央部を南北に走る国道16号線を中心に丘陵部は新興団地を含めた住宅地域で、 海岸部は根岸湾の埋め立てによる工場地帯と大きく分かれています。
磯子の地名の由来は、桓武平氏の末裔の平子氏が領主を務めていたことから、この平子の遺名とされています。 磯子は、久良岐郡磯子村が中心で、気候温暖なため早くから先人が居住し、岡村にある三殿台遺跡からは縄文時代 初期の遺跡や遺物が発掘されている。太平洋戦争下には多くの軍需工場が進出した。昭和30年代に入って根岸線の 全通など交通の発達とともに年々住宅が増加し汐見台や洋光台などの大規模団地が開発され海岸地区も埋め立てに より大企業が進出し一大工業地帯を形成しました。
管内の名所や旧跡には、前述の三殿台遺跡をはじめ、学問の神様菅原道真を祭る岡村天満宮や杉田の語源と なったと伝えられる東漸寺、杉田梅林の中心でもある妙法寺、峰の灸で有名な護念寺や家族で一日遊べる洋光台 こども科学館や鉄道ファンにはたまらない滝頭の市電保存館、根岸マンモスプール、海釣り公園などがあります。