大田駐在所だより 令和6年5月号 神奈川県伊勢原警察署 電話番号0463(94)0110 1 安全な春の登山を! 春の行楽期におけるレジャー事故の防止   令和5年中における県内での山岳遭難発生件数は、統計が残る昭和48年以降、過去最多の179件(前年比+28)でした。年代別では50代以上が全体の約7割、中高年層の発生が多くなっています。安全に登山を楽しむために次のことに注意しましょう。 1雨衣、飲料水、地図、ライト等の装備品を必ず携帯する 2無理のない登山計画を立て、登山計書を提出する 3登山アプリを上手に活用する 4出発前に健康状態をよく確認し、万全の状態で登る 5早めの出発、下山を心がける  特に、遭難の多くは下山時に発生しています。時間に余裕を持った行動をしましょう。 2 事件記録版   令和6年4月中の大田駐在所管内の事件発生件数は0件でした。(4月25日現在)    発生が抑止できたのは、皆さんの防犯意識の高さの成果だと思います。   お願い   大田駐在所においては、事件発生0を目指し、パトロールを強化しますので、不審者・不審車両を見たり、不審な物音を聞いたりしたときは、二次被害防止のため無理に追いかけず、110番通報をお願いします。 3 特殊詐欺の被害防止   オレオレ詐欺を始めとする特殊詐欺の被害は、キャッシュカードを直接だまし取る手口等が増加しています。  伊勢原警察署管内では、4月25日現在1件、180万円が発生しています。   被害に遭わないためのポイントとして   ●常時、留守番電話設定  ●迷惑電話防止機能付き電話機の設置  ●家族で合言葉を決める等を心掛けて下さい。   特殊詐欺の手口は年々巧妙化しており、110番通報させないために「電話を切らないで下さい」等と指示されることがあります。   不審な電話がかかってきたら、必ず警察や家族等に相談してください。 4 自転車のマナーアップ対策の推進   【期間】5月1日から31日まで   【重点】    ○自転車交通ルールの遵守とマナーの向上    ○自転車点検整備の促進と自転車損害賠償責任保険等の加入義務の周知徹底    ○全ての自転車利用者に対するヘルメットの着用責任の醸成   自転車も乗れば車両であり、交通ルールを守らなければならないこと、命を守るためにヘルメットを着用することを自覚し、家族が出かける際は、交通安全の「ひとこえ」をかけて事故を防止しましょう。   ヘルメットかぶるだけでも救える命