保土ケ谷警察署の沿革
保土ケ谷警察署は、明治11年2月、橘樹郡の第2大区と保土ケ谷14町村を管轄として横浜境町警察署保土ケ谷分署として帷子町に設置されたのが始まりで、その後も合併、警察署の統廃合を繰り返しながら、明治43年神奈川警察署巡査部長派出所が保土ケ谷区帷子町18蛮地に設置され、保土ケ谷町の全域を管轄することとなりました。
その後、大正5年4月に警部補派出所に格上げ、大正8年8月に管轄替えによって、神奈川警察署から戸部警察署保土ケ谷分署に格上げされました。
これらの変遷を経て、大正15年5月に保土ケ谷区帷子町3274番地に保土ケ谷警察署として正式に発足しました。当時は、翌年施行された区制の保土ケ谷区全域(10,100世帯、48,000人)を管轄として、警察署長(警部)以下50人、派出所6ヶ所、駐在所3ヶ所で治安維持にあたりました。その後昭和43年5月現在の所在地である保土ケ谷区川辺町2番地7号に移転しました。
昭和44年10月に保土ケ谷区から旭区が分区しましたが、昭和47年4月に旭警察署が新設されるまで、保土ケ谷区と旭区を管轄していました。
平成11年3月庁舎の老朽化に伴い、駐車場を広くした5階建ての明るく近代的な新庁舎を建設し、現在に至っています。