丹沢はあなたの体力、技量、装備で、登れる山ですか? 丹沢登山の前にチェックしてみましょう!!  事前に登山に向けたトレーニングをしましたか?   日頃、平場で10キロ走る人でも疲労で動けなくなることがあります。   平場を走破する脚力と斜面を踏破する脚力とは別物です。  体調は万全ですか?体力を過信していませんか?   死亡事故6件の年代(50代1人、60代3人、70代2人)。   また、遭難者の約7割が50代以上の方です。  登山ルートは体力に見合ったものですか?登山届は出しましたか?   避難事故の約7割が下山中に発生しています。   目的地は山頂ではありません。   下山する体力が計算されたルートになってますか?  人気の大倉尾根、鍋割山、表尾根を甘く見ていませんか?   遭難事故の約4割が大倉尾根で発生しています。   また、遭難事故の約7割が大倉尾根、鍋割山、表尾根に集中しています。  装備は万全ですか?足りない物はありませんか?   登山靴、リュック、雨衣、飲料水2リットル、食料、非常食、懐中電灯、救急セット、スマートホン、モバイルバッテリー、紙の登山地図、コンパス。   これらは山の必需品です。必ず装備してください。  クマ除けグッズ(鈴など)などは持ちましたか?   全国でクマの被害が増えています。丹沢でも複数の目撃があります。 上の項目のうち一つでも不十分な方は、弘法山や頭高山などの低山に変更するか、ルートを短縮して、体力が残っている早期の下山に努めて下さい。 秦野警察署山岳救助隊