秦野署は今年、創設100周年を迎えます。

更新日:

2026年02月04日

立春を迎え、秦野市民の皆様には、ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。

 

令和8年(2026年)は、1月11日の大倉尾根の山林火災、23日の衆議院解散と、忙しい幕開けとなりましたが、今後も気を引き締めて秦野市の安全安心に努めてまいります。

 

さて、本年は、秦野署が初めて「秦野警察署」を称した大正15年(1926年)6月から100周年、秦野署の前身である「曽屋巡査屯所」が明治9年(1876年)10月に開所してから150周年という節目の年になります。

 

創設以来変わらない秦野署の大きな特徴と言えば、管轄区域が「秦野盆地」だということです。

 

丹沢山地と渋沢丘陵に囲まれた県内唯一の盆地は、昔から幡多郷、波多野郷、波多野庄などと呼ばれ400年以上前から「曽屋村」など30ほどの村が存在しました。明治時代の町村大合併により、秦野町、東秦野村、西秦野村、南秦野村、北秦野村、上秦野村に集約されましたが、いずれの町村名にも「秦野」が使われています。普通なら、他の自治体のように、既存の村名である曽屋村や蓑毛村、渋沢村、平沢村、菩提村、菖蒲村などと名乗っているはずですが、秦野盆地に由来するこの土地ならではのことだと思います。

また、秦野の歴史資料を見ると、古くから、諸星さん、関野さん、草山さん、柳川さん、熊沢さん、武さんなど、今でも市内でご活躍されているお名前が数多く登場します。

歴史の継続性を強く感じるとともに、政治や時代に影響を受けない「盆地という地理的な特性」が他の地域よりも地緑共同体という意識を高めているように感じます。

 

秦野警察署もそんな地域の一員となって150年、関東大震災をはじめとする多くの困難を地域の人々と共に乗り越えてまいりました。

 

また、県内に54ある警察署の中でも珍しい、「1自治体1警察署」であることが、地域との結びつきを一層強めています。

 

このように、秦野の強みは、官民を問わずネットワークが構築されている点にあります。先人達が築いたこうした伝統をしっかりと受け継ぎ、これからの100年、「秦野盆地」の治安担当者として、その役目をしっかりと果たしてまいります。

 

市民の皆様には、これまでの100年と同様、変わらぬ御支援、御協力をお願い申し上げます。

第79代署長 浅田二郎

情報発信元

秦野警察署

電話:0463-83-0110