伊勢原警察署長の小下です。
昨年９月の着任以降、休暇を利用しての大山登山や名所旧跡をめぐり、自然と歴史に息衝く街であることを知るとともに、訪れた先々では市民の方々と接する機会に恵まれ、警察署長の重責を担うことができるのも、温かい皆様のお陰であると実感しています。
さて、今年は、大正12年に発生した関東大震災から100年の節目の年に当たります。ここ伊勢原においても、当時、２町９村を管轄していた伊勢原分署の管内で、総戸数のうち50％が全壊し、緩んだ地盤に大雨が降り注ぎ、大山の至る所で山崩れが起き大山津波となって多くの民家を押し流すといった惨事を招いています。
防犯意識の向上に尽力するとともに、災害への備えも怠らないように警察活動を進めていきたいと考えています。
令和５年の伊勢原警察署における治安対策として、令和４年中に顕著であった特殊詐欺や窃盗（空き巣、自転車盗）事件の被害防止のほか、高齢者や自転車が当事者となる交通事故を減少するように努めてまいります。
そのためには、行政をはじめ関係団体の皆様方との「距離感」を大切にしながら、署員一丸となって、「安全安心」を体感できるように治安対策を進めてまいりますので、今後も皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 |
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92代 伊勢原警察署長 小下光一 |
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