夢の技術 自動車の自動運転 でも 完全な自動運転ではありません! 現在実用化されている「自動運転」機能は、運転者が責任を持って安全運転を行うことを前提とした「運転支援技術」であり、運転者に代わって車が責任を持って安全運転を行う、完全な自動運転ではありません。 このため、運転者は、その機能の限界や注意点を正しく理解し、機能を過信せず、責任を持って安全運転を行う必要があります。 本年5月、米国で某社製の自動車が「オートパイロット」機能を使用中、トレーラーに衝突して、運転者が死亡する事故が発生しました。 某社(日本メーカー)は、8月販売のミニバン車に、高速道路の単一車線で自動運転できる新技術(プロパイロット)を搭載すると発表しました。 この新技術により、渋滞時などに低速域から時速100キロまで、前車との車間距離を保ちながら自動走行できます。 この技術は、高速道路等での使用を推奨しているものの、自動運転への切り替えは運転者に委ねられるため、一般道でも条件が整えば自動走行することができるとのことですので注意が必要です。