〇警察署協議会とは
設置の趣旨
警察署協議会は、警察刷新会議の「警察刷新に関する緊急提言」において「警察は、犯罪予防、関係機関との連携、犯罪被害者支援方策等に関して、住民の生の声を十分に理解しなければならず、また、その活動は住民により支持、協力がなされねばならない」として、その設置が求められたものです。
警察署協議会は、警察署長が、警察署の業務運営に民意を反映させるため、その在り方について住民等(管轄区域内の住民、管轄区域内に通勤等をする者及び管轄区域内に事務所を置き営業等の活動を行う事業者をいう。)の意見を聴くための機関です。また、警察署長が警察の業務運営について住民等に説明し、その理解と協力を求める場でもあります。
〇委員
委嘱
警察署協議会委員は、神奈川県公安委員会が委嘱することになっています。
委員候補者の選定
警察署協議会委員の候補者は、住民等及び自治体、学校その他その業務上地域における安全に関する問題に日常的にかかわりをもつ団体等の関係者のうちから、その地域における安全に関する問題について意見、要望等を表明するにふさわしい人選をする必要があり、警察署長は、次のことを考慮して委員候補者に関する参考資料を公安委員会に提出します。
・特定分野に偏ることのないようにすること。
・原則として居住地、勤務地又は主たる活動地域が当該警察署の管轄区域内に存在すること。
・地域を代表してその意向を表明するにふさわしい人であること。
・委員の会議への出席が十分に見込まれること。
委員定数
警察署の管轄区域内の人口、事業所数等管内情勢や交番・駐在所数を勘案して、7人から15人の委員が決められています。県内54警察署の警察署協議会で546人です。
任期
任期は2年で、2回に限り再任することができます。
〇会議
会長
委員の互選により選任します。警察署協議会を代表します。
会議の招集
会長が招集します。
委員の過半数の出席がなければ、会議を開くことができません。
開催予定
四半期ごとの業務状況説明、意見聴取(1、4、7、10月頃)
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