調査研究結果の公表に当たって |
飲酒運転については、厳罰化等により一定の抑止効果が表われましたが、未だに飲酒運転をする者、違反を繰り返す者が後を絶たない現状です。
そこで、神奈川県警察では、新たな飲酒運転防止対策を模索するため、久里浜医療センターと共同し、取消処分者講習受講者等の協力を得て、飲酒運転違反者等の性格、特性、依存性等に関するアンケート調査を長期間にわたり実施しました。
このたび、その調査研究結果の報告書がまとまりましたので、神奈川県警察及び久里浜医療センターのホームページに掲載するほか、報道機関等に公表することといたしました。
全国的な飲酒運転根絶機運の醸成や更なる取り組みの強化に役立てていただければ幸いです。
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独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター http://www.kurihama-med.jp/index.html |
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飲酒のからむ交通事故等の危険性 |
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過去5年間に県内で飲酒に絡む交通死亡事故のうち、泥酔して道路に寝込んでいた事故が20件、信号無視で道路横断中の事故が17件発生するなど、アルコールの影響は、重大な交通事故の要因となっています。
今回の調査研究結果が示唆するとおり、多量飲酒者ほど、交通事故を起こす、交通事故に遭う、高いリスクを負っていることを理解してください。
また、アルコールの影響は交通事故だけでなく、喧嘩、痴漢等の犯罪、転倒・転落事故、病気等の大きな要因となっている状況も考えてみてください。
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