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リリポちゃん 署長コラム
 はい!明日からパトロールをやめます!
 表題をご覧になってびっくりされた方も多いと思います。誤解のないように結論からお話しますとご安心ください。『そんなことは絶対にありません。』
 ではなぜこんなショッキングな表題にしたか本題に入る前に少しご説明をさせて頂きたいと思います。県内の各警察署には警務課住民相談係というセクションがあります。へぇーそんな部署があるんだと驚かれる方も多いと思いますが24時間365日動いている警察署には事件、事故などの様々な通報や届出のほかに多種多様な相談、或いは警察へのご要望や時に苦情もお受けして対応しています。
 また県内だけでなく全国の警察署には、住民の皆さまの民意を取り入れ警察業務の運営に反映させるため「警察署協議会」という機関が設置されておりますが、その事務を担当している係でもあります。事件の解決といった皆さまが思い浮かべる警察のイメージとは全く異なる業務ですが管内の住民の皆さまと警察署をつなぐ極めて重要な仕事をする部署と考えています。
 こうした住民相談係での取り扱いについては、プライバシーに関わる相談業務は別として警察に対する要望や苦情は、内容により公安委員会や警察署協議会にもどういう措置を取り対応したかなどをきちんと報告をしています。
 警察署に寄せられる要望苦情の多くは、警察官の態度や言動に関するもの、交通の取締りを強化してもらいたいというものから逆になんで違反の取締りをするのかなど相対するご意見など様々です。
 特に私が思わず「うーん」と唸ってしまったご意見の一つに「自宅近くでの交通取締りをすぐに止めて欲しい」というものがありました。その場所は、県道沿いの交通量の多い交差点近くで、脇道から一時停止を無視する車両が歩行者と接触したり、通行する車両と衝突する交通事故が頻繁に発生している地点でした。三崎警察署としては、そうした状況を踏まえ「事故防止のため取締りをしている」場所でした。
 もう一人、別の方のご意見は、「街で警察官の姿を見かけると何かあったのか、自分が何か疑われているのではないか」等心配になってしまうので「パトカーの巡回や制服で歩く警察官のパトロールを止めて欲しい」というものでした。
 こうした要望、苦情があったからといって、「はい、わかりました。すぐに止めます!」とは言えません。しかし、これら要望を寄せられた方々にもそれぞれに理由がありご事情は理解できます。小さい子供さんが寝付いたばかり、日中家にいると突然パトカーや白バイのサイレンが聞こえてうるさいとか、不安感を感じる等というものです。違反した方に安全に停止を求めるため警笛やサイレンを鳴らさずに取締りすることはできません。交通取締りやパトロールは大事な警察活動であるからこそ止めるわけにもいきません。
 これらは少数の方のご意見ですが一概に『公益性の高い活動だから我慢してください』とお願いだけをして解決できるものでもありません。
 事情をよくご説明させて頂いたり、サイレンを鳴らす方向や停止場所の検討などあらゆる状況を踏まえて最善の策はないか改善の方向性を検討させて頂き結論を出して誠実に対応しています。
 パトロールについては治安を守る要であり、き然とした態度のほかに丁寧にやさしく接する機会を大切に、多くの方々にご理解を頂けるように、よりきめ細かな配慮をして取り組んでいます。
 そうした中で署員には、「戒石銘」の心を大切に職務に臨んでほしいと常々話しています。「戒石銘」とは、福島県・二本松藩の第5代藩主丹羽高寛公が藩士が通る通用門近くにある自然石に刻ませた16文字の句で国の史跡にもなっているもので、公務員として働く私たちの志にも通じるものです。県民、三浦市民の皆さまにとって何よりも頼りがいのある存在であり続けるよう真摯にそして誠実に誠心誠意、全力を尽くして警察署業務を進めて参りたいと思います。

屋上から三浦市街を望む

風を受けて稼働する宮川公園の風車

 保護活動に見る警察の姿!涙と汗と・・
 目立たず誰にも知られない・・交通事故や犯罪のようにニュースで触れられない警察活動の一つに『保護』という重要な仕事があります。
 あまり知られていないのは、プライバシーや個人の健康上の問題などが絡むこともあり公表されず警察で取り扱っても当事者しか知りえないものだからです。具体的な例としては、迷子になってしまった子供さんの保護や認知症などで外出したまま自宅がわからなくなってしまったご高齢者の方の保護、あるいはお酒を飲みすぎて暴れたり道路に寝込んでいてそのままでは車に轢かれてしまうかもしれない等「危険」だと警察官が判断したときに警察で応急的に一時保護をしたりする活動をいいます。
 いずれも一時的な保護ですので、原則として24時間以内で対応しなければならず保護者の方や入所している施設の方に連絡したり、児童相談所など関係する保護施設への連絡に追われます。 こう説明しただけでは、なあんだそんなことかと淡々としたイメージを持たれるかもしれませんが、実は最も気を遣う活動です。なんでか!それは、人の命を守ることに直結しているからです。家出した少年は自殺を考えているかもしれない。何時間も歩き足は泥だらけで食事も摂っていない90歳近いおじいちゃん、おばあちゃんも。あと数時間発見が遅れれば雨が降ってくる・・そんなときはパトロール中付近を検索する署員にも焦りの色が強くなります。ある時、ようやく発見され署内で折り畳みのイスにちょこんと腰かけて、都内から迎えに来る家族を待つおばあちゃんが目にいっぱいの涙をためて「もう、こんなことになっちゃったから一人で出かけることができない・・」と子供のように大泣きしている姿を見て私も対面していた女性警察官も思わずもらい泣きしてしまいました。折り畳みのイスではお尻が痛いのではないかと気遣い署員に配意するよう伝えると「署長、安心してください。始めにおばあちゃんに伺ったら『腰痛があるから固いイスでいい』と話してくれてたんで・・。手にはミルクいっぱいのあたたかな缶コーヒーが握られていました。「あれ、この缶コーヒーは?」、実は保護活動にあたった警察官の一人が自動販売機で買っておばあちゃんに渡したものでした。優しい署員の行動に署長として、またまた涙が出る思いでした。警察署では犯罪の検挙でなければ署長表彰等をすることは少ないのですが当署では私の方針もあり優しく積極的に保護活動を行って無事発見した等の功労があれば署員の多くを表彰しています。署員には保護活動は自分の家族と思って対応してほしいといつも話しています。もし自分の子供がいなくなったら・・自分の祖父母がいなくなったら・・どんなに不安で心配かと。胸が張り裂けるくらいの張りつめた気持ちになる。その時、24時間、365日休むことなく一生懸命やってくれる『警察』こそが頼りになります。「無事、発見しました」の連絡を入れた時、頼りがいのある警察だと言ってもらえるように今日も三崎警察署署員全員で気持ちを一つにして頑張ります!
(文中ご高齢の男性、女性を話し言葉のためおじいちゃん、おばあちゃんと表記させて頂きました。)

瀬畑生活安全課長(左)と当署屋上で
(撮影時のみマスクを外しています。)

保護活動を担う瀬畑生活安全課長
頑張るぞと燃えています!!

 子供たちのヒーローでありたい!

塚越消防署長(左)と共に頑張ります!
 毎年発表される子供たちがなりたい職業の上位にサッカー選手やユーチューバーと並んでいる警察官と消防官・・。とてもうれしく思いつつ子供たちにはいつも『かっこいい』と思われる存在、大人の方々には『頼もしい』とか『安心』と思って頂けるよう努力をしています。110番や119番通報をするときの不安感を少しでも減らすことができたら万が一の事件事故、災害や火災などどんなときにも市民の方々を守れるよう私たちは毎日奮闘しています。
 8月2日に三浦消防署で開催された消防関係の会議に三崎警察署長である私も委員の一人として出席させて頂きました。三浦市内に消防団が12分団あること、団員の6割が農業に従事されている方々だということや200人を超える多くの団員の皆さまが活躍されていることなどの状況を知ることができ大変勉強になりました。
 令和2年中の三浦市内(当署管内)での火災発生状況については、
  〇 計13件の火災があり、1人の方が亡くなり4人の方が負傷していること。
  〇 火災種別の内訳では、建物火災4件、車両火災2件、その他の火災が7件あったこと。
が報告されました。
 令和3年上半期では、計9件の火災があり、建物火災7件、その他の火災が2件発生しています。
 参考まで最近扱った火災事案では、農作業等に伴う雑草や残さ物を燃やすため畑地等で火をつけて燃やしていたところ強風で思いのほか燃え広がったり、隣地に延焼するなど「あわや」と思うものが散見されます。どうかこうした作業の際は、風向きや天候を考慮し、事前に消火用の水や消火器を用意しておくことや万一の場合にすぐ通報できるよう携帯電話を手元に置いておくように留意してください。また、夏場は子供たちも花火をする機会が増えると思います。水をはったバケツを用意したり、大人の方が見守るなど事故防止にご協力をお願い致します。
 余談になりますが、三浦消防署の塚越克己署長とはいつも連絡を取り合い固い絆で結ばれています。市の幹部の皆さまともしっかりと手を携えて仕事をしています。私のモットーは『和やか』ですが協力関係に『和』があることは大事なことだと考えています。俗な言い方で恐縮ですが「腹を割って話ができる仲間意識」を共有すること、行政、関係機関が連携を深めることで市民の皆さまの『安全・安心』そしてなにより信頼感が高まると思うからです。そうした強い絆があってこそ『三浦を守る真のヒーロー』となれると信じ私以下署員一同これからも一生懸命にがんばりたいと思っています。街で両署の署員を見かけたら、ぜひ『がんばれよ』と声を掛けて頂けたら励みになります!

 緊急宣言!子供たちの安全を守る!

窓口で活躍する交通課職員
 千葉県八街市の事故を踏まえ当署では緊急対策の一つとして管内で造成工事を行う大型ダンプカーの運転者の方に事故防止を呼び掛けるビラをドライバーの皆さん一人一人に配る安全啓発活動を行いました。子供たちを守るために信号機や横断歩道、ガードレールの設置などハード面(道路施設)の整備は重要です。それとともに道路の速度制限や注意を呼び掛ける看板、表示を設置をすること、小さい子供たちが見えにくくならないよう植え込み、街路樹などを剪定したりする道路環境の整備も有効です。いろいろな対策や整備があって安全度は高まりますが信号や横断歩道があっても事故の絶無はできません。事故を無くすには車を走らないように通行止等規制すればいいというご意見もありますが、至る所で通行規制がされていたら・・それでは道路の利便性が失われてしまいます。『どうすれば安全か』安全を最優先に考え道路管理者の方、関係機関と調整を図りながらあらゆる対策、施策を進めています。
 2016年横浜市港南区での小学生児童が死傷した事故で当時現場で検証にあたった同期生でもある交通課員が凄惨な状況に涙が止まらず、その後、安全運転を呼び掛ける講習会で大泣きしてしまったと私に話してくれました。当署の警察官のみならず免許の更新や窓口で対応するすべての職員が死亡事故根絶を心から願い仕事をしています。見守り活動を支援頂いている皆様のご協力に対し心から感謝を致しながら、当署員も暑い日も雨の日も登下校の時間帯を重点に交差点に立って歩行者の皆さんを見守っています。
 冒頭に記した対策、道路環境の整備にも増してなにより大事なのは街角で『警察官の姿を見せる』ことだと思っています。
 今日も三崎警察署の全員が三浦市に住む方の安全のため全力を尽くします。先日、大坂なおみ選手が玩具人形のモデルになった際「子供たちには何にでもなれるし、何でもできる」とコメントされていましたがこうした夢いっぱいの未来を担う子供たちを守るためどんなことでもすぐにやる、やれる三崎警察署員でありたいと誓っています。

 えっ!こんなことも違反なの!
 小雨が降る深夜、火の玉のような灯りが・・
 通報を受けて恐る恐る署員が駆け付けると闇夜にオバケ?
 と思いきや岸壁に釣り人が・・!!

立ち入り禁止の看板のある場所への侵入
 警察官から職務質問を受けて『法律違反』と知りびっくりされる方も多くいます。
 注意書きを無視して禁止場所に入り込み釣りをする・・
 これも立派な軽犯罪法(第一条32号)違反になります。
 何度も署員から注意される人やバリケードを乗り越えて侵入するツワモノもいます。
 皆さまどうかマナーを守り安全に事故なく釣りを楽しんでください。
〇磯場でのライフジャケットなしの夜釣り
〇海岸での直火でのバーべキュー
〇ゴミの放置
〇脇道の長時間駐車
 楽しいはずのレジャーで怪我や事故に遭ってはたいへんです。
 三崎署員はどんな時も皆さまの安全を願って活動しています。



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