住宅対象侵入窃盗防犯マニュアル 住宅対象侵入窃盗とは 住宅対象侵入窃盗は、次の3つの手口をいいます 空き巣 不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むものです。 忍込み 家人などが就寝した頃を見はからって住宅内に侵入し、金品を盗むものです。 居空き 家人などが昼寝や食事をしているすきに住宅内に侵入し、金品を盗むものです。 防犯のポイント 〇時間帯に注意 空き巣の犯行が多いのは午後2時から4時までの間です。 〇窓ガラス等の破壊対策 ・防犯性の高いガラスにしたり、頑丈な格子を取り付けるなどして破壊対策を図りましょう。 ・警報装置、防犯フィルムが効果的です。 ・窓にはきちんと鍵を掛ける。補助錠をつけると効果的です。 〇侵入経路を断つ 2階への侵入経路になる植木や物置等がないか確認しましょう。 侵入経路になる物の位置の変更を検討してください。 〇近所間での声の掛け合い 旅行などで留守にするには、近所の人にひと声掛けましょう。 〇玄関の鍵の正確な施錠 鍵の数を増やしたり、ごみ出しや短時間の外出でも鍵を掛ける習慣をつけましよう。 〇見知らぬ人への声掛け ドロボウは声を掛けられたり、見られたりすることを嫌います。 見知らぬ人を見かけたら挨拶などの声掛けをしましょう。 〇死角の除去 塀や垣根は低くして周囲からの見通しをよくしましょう。 また、家の周りの木々はこまめに伐採して、空き巣の身を隠すところをなくしましょう。 〇不審者の通報 検針員やセールスマン、宅配スタッフなどを装って下見し、留守宅を見極めることがあります。 近隣で協力して普段見かけない人に注意し、不審者を見つけた際には通報しましょう。 住宅対象侵入窃盗、ここに注意! 〇侵入にかかる時間 5分以内! それ以上かかると、たいてい諦めます。 〇玄関の鍵以外の出入口の確実な施錠 侵入ルートは、風呂場や勝手口の窓、ベランダの窓の鍵を閉め忘れた箇所から侵入されます。 〇短時間でも確実な施錠 ごみ出し、買い物などのわずかな隙も狙われます。 〇一番多い犯行時間 午後2時から午後4時までの間(昼間が多い) 〇金品等のこまめな確認 なかには侵入してもすべての金品を盗まない手口の犯罪者がいます。 一部だけを盗み、きれいに形跡を戻しておくので、被害者は泥棒に侵入されて盗まれたことに気づかないことがあります。 その他の対策 防犯性の高い建物部品の活用 「防犯性の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」は、一定の防犯性能試験(侵入するのに5分以上の時間を要するなど)に合格した部品を「防犯性能の高い建物部品」として公表しています。 ※この目録については(公財)全国防犯協会連合会ののホームページに掲載されています。 港南警察署からのおねがい 被害に遭わないためにも洗濯物を長時間干しっぱなしにしないようにして下さい。 旅行等で長期間家を空けるときは、新聞を止めたり、郵便物は近所の人に回収してもらうようにしてください。 午後4時ころから午後8時ころまでの時間帯に家を留守にする場合は、留守を悟られないように玄関や部屋の明かり、ラジオやテレビなどタイマーを利用などして、家に誰かが居るように見せることが効果的です。 また夜間は、近所の家庭と一緒に門灯を常時点灯させるのも効果的です。