警察の仕事 |
警察は、「個人の生命、身体及び財産の保護を目的とし、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締り、その他公共の安全と秩序の維持に当たる」(警察法第2条)ことを責務とし、24時間体制で国民の生活を守っています。
警察署の普段の活動は、刑事や交通などの専門の課(係)に分かれていますが、大きな事件や事故が発生した際には、各課(係)が協力して活動します。
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警察署の各部署 |
仕事内容 |
警務課 |
総合的な受付、職員の人事、健康管理、福利厚生や広報など警察署内の事務全般を行います。また、住民相談係、留置管理係も設置されています。
●確定申告のための、「警察証明」も行っています。
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会計課 |
施設の維持管理や装備品の管理、遺失・拾得物の管理や返還手続きなどを行います。 |
生活安全課 |
警察署の生活安全課の仕事は、次のように分かれています。
(1)防犯少年係
・ストーカー、DV、児童虐待に関わる相談。
・行方不明・保護の手続き。
・防犯座談会・防犯パトロール等地域住民と連携した防犯活動。
・風俗営業、警備業、古物、銃砲刀剣類等の許可営業手続。
・少年事件捜査、少年の健全な育成を阻害する成人事件捜査(福祉犯罪)。
・少年非行防止、少年補導活動。
(2)経済保安係
・悪質商法事件、金融事件、環境関係事件、不正商品事件等の捜査。
・売春事件、わいせつ事件、外国人就労斡旋事件等の捜査。
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地域課 |
交番やパトロールカーを拠点に活動する地域警察官は、交替制勤務で24時間体制で活動しています。パトロールによる犯罪の予防・検挙、家庭を訪問する巡回連絡や交通の指導取締り、拾得物の届出受理など、警察全般の仕事をしています。また、警察官不在の交番をなくすため、全交番において「交番相談員」が日中の交番業務をサポートします。 |
刑事課 |
警察署の刑事課の仕事は、次のように分かれています。 |
第一課 |
(1)強行犯係
・殺人、強盗、誘拐、放火などの凶悪事件の捜査。
(2)盗犯係
・窃盗事件の捜査。 |
第二課 |
(1)知能犯係
・詐欺、横領、汚職などの知能犯事件の捜査。
(2)暴力犯係
・暴力団事件の捜査。
(3)薬物銃器対策係
・覚せい剤事件、麻薬事件、けん銃事件の捜査。
(4)国際犯係
・外国人による組織犯罪事件の捜査。
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交通課 |
警察署の交通課の仕事は、次のように分かれています。
(1)交通総務係
・道路使用許可、交通規制、運転免許事務等、交通警察全般の事務。
(2)交通指導係
・交通の指導取締り。
(3)交通捜査係
・交通事故、ひき逃げ事件などの捜査。 |
警備課 |
生活の安全を脅かすテロなどの犯罪の取締りや、台風、地震などの災害対策などを行います。
また、国の重要な人物の警護などにあたります。 |