金沢警察署の沿革
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昭和26年10月5日、金沢区寺前町に金沢警察署の前身である横浜市金沢警察署が創設されました。かつては横浜市磯子警察署金沢警部補派出所が設置され、管内の全てを管轄していましたが、昭和23年5月に金沢区が磯子区から分離独立したため、同年10月23日に磯子警察署金沢警部派出所に昇格しました。
そして、警察制度の改革により、昭和30年7月には神奈川県金沢警察署と改称し、昭和43年5月13日、金沢区泥亀2−10−1に鉄筋コンクリート4階建ての庁舎が落成して移転しました。
その庁舎も月日が経ち老朽・狭隘著しいため、平成23年3月5日、同所に完成した鉄筋コンクリート地下1階、地上5階建ての新庁舎に業務移転し、旧庁舎を取り壊して同地に以前より13台多い20台止められる駐車場が設置され、同年7月21日に落成式を執り行いました。
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金沢警察署外観 |
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正面入口 |

行政事務室 |
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管内のあらまし
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管内の金沢区は、横浜市の最南端に位置し、北は磯子区に、西は戸塚区・栄区・鎌倉市に、南は逗子市・横須賀市に接し、東は東京湾に面しています。
地勢は、平潟湾を抱いて周囲27.6キロメートル、そのうち12.8キロメートルは海岸線で、陸地は西に向かって高く、西は分水嶺に達し、最高海抜148メートル、平均50〜80メートルの丘陵地で、黒潮の影響を受けて夏涼しく冬暖かく、面積30.9平方キロメートルで横浜市の7パーセントを占め、人口203,919人(平成26年7月1日現在)です。
管内は、古くは久良岐郡金沢と六浦荘で、住民は半農半漁で生計をたてる農村でしたが、鎌倉期に北条実時がこの地に別荘や称名寺金沢文庫(当時は金沢学校)を創建して武家文化の中心として栄え、金沢の名が広く知られました。金沢文庫は、その後、北条氏の滅亡とともに没落衰微しましたが、江戸期に入ってから文人墨客がこの地域の風光を賞でて来遊する者が多く、「金沢文庫の名勝」が喧伝され、さらに明治時代に入って伊藤博文が瀬戸東屋旅館で明治憲法起草に当たるなどしたため、名勝地としての名を高めました。
昭和27年以降に土地開発が始められ、東京近郊のベッドタウンとしての第一歩を踏み出し、横浜市港湾整備計画に基づく海岸埋立造成による再開発により、大規模な工業団地の造成や木材港などが建設されました。また、JR根岸線の新杉田駅と京浜急行線の金沢八景駅を結ぶ金沢シーサイドラインが平成元年7月5日に開業しました。シーサイドラインは横浜新都市交通が運営する新交通システム路線で、コンピューター管理のもとで走る全線無人運転を行っています。
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庁舎案内
管内図 |
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