サイバー防犯ボランティアの活動について
サイバー防犯ボランティアとは
サイバー防犯ボランティアとは、「自分たちの利用するインターネットの安全は自分たちで守る。」というコンセプトの基、安全で安心して利用できるインターネット空間を作るため、
サイバー空間の浄化活動
被害防止のための教育活動
広報啓発活動
等を行う自主的な防犯活動です。
神奈川県内では約780人(2022年4月現在)のサイバー防犯ボランティアが、サイバー犯罪の被害防止のための教育活動や県警察のイベントなどでの広報啓発活動を行っており、社会人、大学生、高校生、中学生の幅広い年齢層の方々が活動しています。
神奈川県内で活動中のサイバー防犯ボランティア
神奈川県少年補導員連絡協議会
神奈川工科大学サイバー防犯ボランティア
文教大学サイバー防犯ボランティア
慶應義塾大学SFCサイバー・防犯ボランティア研究会
デル・テクノロジーズ株式会社サイバー防犯ボランティア
NPOかわさき創造プロジェクト
NPO法人ICT教育総合研究所
厚木市立東名中学校
株式会社ジェイコム湘南・神奈川 町田・川崎局
神奈川県立愛川高等学校
神奈川県立相模原中等教育学校
神奈川県立厚木西高等学校
神奈川県立足柄高等学校
KFP鵠沼おやじパトロール隊
株式会社ジェイコム湘南・神奈川 相模原・大和局
山手学院中学校・高等学校
厚木市立厚木中学校
立花学園高等学校科学部
横須賀PTA協議会よこすかPTAサポート ケータイ・ネット安全委員会
愛川町立愛川中学校
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校
愛川町立愛川東中学校
株式会社PFUサイバー防犯ボランティア
神奈川県立藤沢工科高等学校
防犯ボランティア団体「sky・secure」
厚木市立林中学校
情報科学専門学校サイバー防犯ボランティア
横浜市立新井中学校地域学校協働活動本部A.S.C.C
星槎国際湘南サイバー防犯ゼミ
愛川町立愛川中原中学校
神奈川県立立野高等学校
マクニカ サイバー犯罪対策ユニット
(活動開始順)
活動紹介
■ サイバー空間の浄化活動(サイバーパトロール活動)
サイバー防犯ボランティアの皆さんには、インターネット上での違法な情報や有害な情報について、インターネット・ホットラインセンターなどへ通報していただいております。
インターネット・ホットラインセンターは通報を受けた内容について、警察等関係機関への情報提供やサイト管理者に対する削除要請等を行っています。
インターネット・ホットラインセンター
● コミュニティサイトに起因する児童の犯罪被害防止に向けた取組
出会い系サイトに係る犯罪の児童(18歳未満)被害が減少する一方、コミュニティサイトに起因する事犯の被害児童が増加しています。
特に子どもたちのスマートフォン利用が増える中、スマートフォンのアプリから利用できる複数交流型のサイトなどにかかわる被害が問題となってきています。
そこで、サイバー空間を浄化する活動の一環として、サイバー防犯ボランティアの皆さんは、児童が被害に遭うきっかけとなるサイトを中心としたサイバーパトロール活動を行っております。
このようなサイバーパトロール活動を積極的に取り組んだ功労として、文教大学と神奈川工科大学の学生ボランティア団体には、警察庁生活安全局情報技術犯罪対策課長から感謝状が贈呈されています。
■ 被害防止のための教育活動
サイバー防犯ボランティアの皆さんは、サイバー犯罪の被害防止やサイバー空間における規範意識の向上を図るため、県内各地で警察官等と連携しながら、子どもたちや保護者等を対象としたサイバー教室等を行っています。
中でも子どもたちと年齢の近い中学生、高校生、大学生のボランティアが兄姉のように接しながら自分たちの体験等に基づいて行うサイバー教室は、受講する子どもたちが自分のことと捉えやすく非常に効果があると好評をいただいています。
● 学校内でのトラブル防止に向けた取組
中学生、高校生のボランティアの中には、学校内のトラブル防止等に向けた取組として、下級生へのサイバー教室や入学説明会等を利用した保護者向けのサイバー教室を行っています。
特に入学説明会でのサイバー教室を受講した保護者の方からは、「子どもを入学させる学校の生徒さんたちから話が聞けてよかった」など好評を得ており、毎年実施する学校が増えています。
※ 中・高校生による具体的なサイバー防犯ボランティア活動については、下記資料をご覧ください。
インターネット利用にかかわるトラブルなどの防止 −中・高校生によるサイバー防犯ボランティア活動−
公益財団法人 横浜市教育文化研究所 機関紙「JAN」2022年3月 61.号 特集5「中学生が小学生にサイバー教室」
(PDFファイル 2,290KB) (テキストファイル4KB)
■ 広報啓発活動
サイバー防犯ボランティアの皆さんは、神奈川県警察と連携し街頭キャンペーンなどでの、サイバー犯罪の防犯チラシの配布や、サイバーセキュリティに関するクイズを行うなど様々な広報啓発活動を行っています。
中には、文化祭、学園祭の場において、自主的な広報啓発活動を行っている中・高校生、大学生の学生ボランティア団体もあります。


活動するにあたっては・・・
神奈川県警察では、サイバー防犯ボランティア活動へご協力頂ける方を対象として、活動に必要となる知識、技能等を修得するための養成講座を実施しています。
養成講座では、子どもたちがインターネット・スマートフォンを利用して関わる犯罪やトラブルの現状と対策などを分かりやすく説明し、子供や保護者に向けたサイバー教室の実施要領を講義形式でお伝えしています。

サイバー防犯ボランティア通信
具体的なサイバー防犯ボランティア団体の活動を紹介するチラシです。
第22号 横浜市立新井中学校地域学校協働活動本部A.S.C.Cの活動紹介(PDF:903KB) (テキスト2KB)
第21号 情報科学専門学校防犯ボランティアの紹介(PDF:532KB) (テキスト2KB)
第20号 厚木市立東名中学校のサイバー防犯ボランティア活動(PDF:898KB) (テキスト1KB)
第19号 慶応義塾大学SFCサイバー防犯・ボランティア研究会の活動(PDF:632KB) (テキスト1KB)
第18号 星槎国際湘南サイバー防犯ゼミの活動(PDF:745KB) (テキスト1KB)
第17号 高校生ボランティアと大学生ボランティアとのオンライン検討会(PDF:712KB) (テキスト2KB)
第16号 高校生によるオンラインサイバー教室の実施(PDF:738KB) (テキスト1KB)
第15号 慶応義塾大学SFCサイバー・防犯ボランティア研究会の紹介(PDF:624KB) (テキスト1KB)
第14号 新たな高校生ボランティア団体の結成(星槎国際湘南サイバー防犯ゼミ)(PDF:755KB) (テキスト1KB)
第13号 山手学院中学・高等学校サイバー防犯ボランティアの活動紹介(PDF:781KB) (テキスト1KB)
第12号 横浜市立新井中学校地域学校協働活動本部A.S.C.Cの活動(PDF:530KB) (テキスト1KB)
第11号 神奈川県立藤沢工科高等学校サイバー防犯ボランティアの活動(PDF:705KB) (テキスト1KB)
第10号 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の活動(PDF:918KB) (テキスト1KB)
第9号 文教大学サイバー防犯ボランティアの活動(PDF:877KB) (テキスト2KB)
第8号 神奈川工科大学防犯ボランティア「KAIT BLUE」の活動(PDF:791KB) (テキスト2KB)
第7号 新たな高校生サイバー防犯ボランティア(PDF:324KB) (テキスト2KB)
第5号 愛川町立愛川中学校生徒会本部の活動紹介(PDF:551KB) (テキスト2KB)