サイバー犯罪の現状等について


コンピュータ技術や電気通信技術を悪用した「サイバー犯罪」は、年々増加の傾向にあり、その手口も巧妙化しています。

便利なインターネットの世界には、危険な落とし穴も隠されています。


サイバー犯罪とは?

「サイバー犯罪」とは、コンピュータ技術や電気通信技術を悪用した犯罪の総称で、大きく以下の4つに分類されます。


コンピュータ技術や電気通信技術を悪用した犯罪を従来は「ハイテク犯罪」と呼んでおりましたが、「欧州評議会サイバー犯罪に関する条約」や、日本政府の犯罪対策閣僚会議において「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」の中などで、「サイバー犯罪」という呼び方が用いられていることなどから、上記のような犯罪を総称し、「ハイテク犯罪」と同義語として「サイバー犯罪」を使用しています。

写真・イメージ

  不正アクセス禁止法違反

オンラインゲーム等で他人のID/パスワードを無断で利用するなどの「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(不正アクセス禁止法)に違反する行為

  コンピュータ、電磁的記録対象犯罪

インターネットバンクで、他人になりすまして口座から預金を引き出す「電子計算機使用詐欺罪」など

  不正指令電磁的記録に関する罪

コンピュータ・ウイルス(不正指令電磁的記録)を作成、提供するなど

  ネットワーク利用犯罪

実行に不可欠な手段として高度情報通信ネットワークを利用する犯罪で次のようなものがあります。

  • インターネットオークションなどを利用した詐欺
  • インターネット上にわいせつ画像を掲載するわいせつ物公然陳列
  • ファイル共有ソフトなどを利用した児童買春・児童ポルノ法違反(公然陳列)
  • メールにおける脅迫、掲示板での犯行予告による業務妨害 など

(参考)  サイバーテロとは?

サイバーテロとは、重要インフラの基幹システムに対する電子的攻撃又は、重要インフラの基幹システムにおける重大な障害のうち電子的攻撃の高いもののことをいい、以下のような特徴があります。

  •   コンピュータやネットワークの専門家がいれば少人数でも実行できる
  •   地理的、時間的制約を受けず、インターネット接続環境があれば実行が可能である
  •   社会的、経済的に甚大な被害

現在までのところ、サイバーテロと確認された事例はありませんが、コンピュータに対する深刻な攻撃の例はいくつか報告されています。

このページの先頭へ戻る


サイバー犯罪防止のための取組

神奈川県警察サイバー犯罪対策課では、県内各警察署と協力したサイバー犯罪の取締りのほか、被害防止のための各種施策を行っています。


サイバーセキュリティに関する講習等の実施

県民のみなさんにサイバー犯罪等の実態を知っていただくとともに、サイバー犯罪やインターネット上のトラブルに遭わないためにどうしたらよいか等を学んでいただくためにサイバーセキュリティに関する講習や防犯指導を実施しております。


  学校・教育関係者に対するサイバー犯罪防犯講習の実施

神奈川県内各地の保護者・教職員等学校関係者の方々に対し、子供たちの係わるサイバー犯罪やインターネット上のトラブルについて解説しています。

また、中学・高校生を対象に、サイバー犯罪等の被害にあわないための防犯対策やインターネットを使う際のルール・マナー(ネチケット)について指導しています。

イラスト:インターネット上のトラブルについての講習会

実施内容については、下記をご覧ください。

サイバー犯罪等広報啓発資料
http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesd7009.htm


  小学生を対象にした「ピーガル・キッズサイバースクール」の実施

神奈川県警察ホームページに小学生を対象としたインターネット上のルールやマナーを習得してもらうためのページ「ピーガル・キッズサイバースクール」を設置し、その内容を元にした小学生対象の「ピーガル・キッズサイバースクール」を実施しています。

また、その内容を県警ホームページに掲載すると共に、DVD教材を作成し神奈川県内の小学校などに配布しています。


写真:小学生向けホームページ
県警ホームページ内
「ピーガル・キッズサイバースクール」の例

写真:小学生対象のサイバー犯罪防犯教室
小学生を対象としたサイバー犯罪防犯教室
「ピーガル・キッズサイバースクール」の実施状況



  企業及び行政機関の職員等を対象としたサイバーセキュリティに関する講習の実施

サイバー空間のセキュリティを確保するためには、各々が自発的に情報セキュリティ対策を実施する必要があります。そのような意識を高めていただくために、企業や行政機関の職員等を対象とし、サイバー犯罪やサイバー攻撃の手法のデモンストレーションを交えたサイバーセキュリティに関する講習を開催しております。


写真:講習の実施
「『情報セキュリティの日』シンポジウム」における
サイバーセキュリティに関する講習の実施状況



  一般の利用者を対象とした「インターネット安全教室」の開催

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)主催の「インターネット安全教室」の開催に、県内各自治体と共に協力しています。

写真:安全教室の開催
インターネット安全教室実施状況

インターネット安全教室の開催については、下記をご覧ください。

インターネット安全教室  in  かながわ
http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesd7007.htm

各種情報提供

県民のみなさんがサイバー犯罪やインターネット上のトラブルに巻き込まれないよう、各方面にて情報提供を行っております。

写真:メールによる情報発信

  •   神奈川県警察ホームページによる情報提供を行っています。
  •   サイバー・セキュリティに関する講習等の場で配布しています。(「サイバー犯罪対策課からのお知らせ」からダウンロードできます。)
  •   学校関係、インターネットカフェ、プロバイダ、県内中小企業、県内重要インフラ企業等へのメール等による情報発信をしています。

サイバー防犯ボランティアの育成・支援

サイバー防犯ボランティアとは、サイバー空間における自主防犯ボランティアのことです。

主な活動としては、インターネット上の違法・有害情報を見つけたインターネット・ホットラインセンターに通報する「サイバー空間の浄化活動」、地域の方や子ども達にインターネット利用のための防犯教室を行う「教育活動」などです。

県警では、養成講座や教養の実施などを通じ、サイバー防犯ボランティアの育成・支援を行っています。

  チラシ「やってみませんか?サイバー防犯ボランティア」(PDFファイル:414KB)

(参考)

各都道府県警察におけるサイバー犯罪への取組みについては、警察庁のページで紹介されております。

各都道府県警察の取組み(警察庁)
http://www.npa.go.jp/cyber/policenews/

このページの先頭へ戻る