１１０番（ばん）のしくみ

  １１０番（ばん）のしくみは、どうなっているでしょう。

１　事件（じけん）や事故（じこ）を見（み）た人（ひと）が１１０番（ばん）しています。

「たった今（いま）、事故（じこ）が！　人（ひと）が、人（ひと）が倒（たお）れています！！」



「落（お）ちついてくださいね。交通（こうつう）事故（じこ）ですか？」



１１０番（ばん）は、近（ちか）くの警察署（けいさつしょ）や交番（こうばん）ではなく、警察本部（けいさつほんぶ）の通信（つうしん）指令室（しれいしつ）にかかります。



２　１１０番（ばん）を受（う）けた通信（つうしん）指令室（しれいしつ）では・・・

事件（じけん）や事故（じこ）の現場（げんば）を確認（かくにん）し、一番（いちばん）近（ちか）くにいるパトカーや警察官（けいさつかん）に無線（むせん）で連絡（れんらく）して現場（げんば）に向（む）かわせます。



３　無線（むせん）で指令（しれい）を受（う）けた警察官（けいさつかん）は・・・

できるだけ早（はや）く事件（じけん）や事故（じこ）の現場（げんば）に駆（か）けつけます。




  １１０番（ばん）を受（う）けた警察官（けいさつかん）は、次（つぎ）のことを聞（き）きます。

もしみんなが交通（こうつう）事故（じこ）や、事件（じけん）を見（み）たら、あわてず落（お）ち着（つ）いて話（はな）してください。

  •   何（なに）がありました。（泥棒（どろぼう）や交通（こうつう）事故（じこ）など）
  •   いつ、どこで起（お）きましたか。（事件（じけん）・事故（じこ）が起（お）きた時間（じかん）、場所（ばしょ）、近（ちか）くの建物（たてもの）など）
  •   犯人（はんにん）は、どんな人（ひと）ですか。（人数（にんずう）、顔（かお）、着（き）ている服（ふく）など）
  •   何（なに）を使（つか）って逃（に）げましたか。（徒歩（とほ）、車（くるま）の色（いろ）・型（かた）・ナンバーなど）
  •   逃（に）げた方向（ほうこう）は、わかりますか。（○○駅（えき）、○○通（とお）り方向（ほうこう）など）
  •   あなたの住所（じゅうしょ）とお名前（なまえ）を教（おし）えてください。

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