マンション等に対する防犯対策について
更新日:
2023年07月25日
マンション・アパート等の管理者、オーナーさんへのお願い

マンション、アパート等の共同住宅は、
- 空き巣等の侵入犯罪の被害に遭いやすい。
- 特に、一人暮らしの方が被害に遭いやすい。
という傾向にあり、マンション、アパート等の共同住宅を取り巻く犯罪情勢は厳しく、その防犯対策の重要性が高まってきております。
そこで、マンション管理者・オーナーさんに、犯罪防止のため、次の点についてお願いします。

防犯設備の充実について
- マンション内・マンション敷地内等への防犯カメラの設置及び確実な保守・点検
(特に、エレベーター内に防犯カメラの設置をお願いします。) - 防犯ガラスや補助錠等の設置
管理関係について
- 管理人の常駐(管理人による敷地内等の巡回の強化)
- 管理人不在時の場合には、警備会社に警備を依頼

- 環境の整備(屋上、通路、階段等に不要物は置かない。)
- 管理人等による居住者への自主防犯の呼びかけ
(マンション内の掲示板等へ防犯チラシの掲示や居住者に注意喚起を促す看板・シール等の掲示をお願いします。) - 住民同士のコミュニティの醸成(周辺地区の住民も含めて)
(お互いのあいさつ、共同清掃、夏祭り、バーベキュー大会等の開催)
通報関係について
- 不審者・不審車両があった場合には、警察へ早期に通報する
認定制度をご存知ですか
あなた管理する、マンションやアパートを「防犯性に優れている」と認定する制度があるのをご存知ですか?
神奈川県防犯優良マンション認定制度
新築・既存、分譲・賃貸を問わず、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄骨造で、集会場や倉庫などの付属物を含んだ共同住宅を犯罪の防止に配慮した構造及び設備を有するものとして認定及び登録し、消費者に対して情報提供を行う制度です。
詳しくは、 「公益社団法人神奈川県防犯協会連合会」のホームページ をご覧ください。
神奈川県セキュリティ・アパート認定制度
規模や構造、新築・既存を問わず、賃貸集合住宅を犯罪の防止に配慮した構造及び設備を有するものとして、一定の基準で評価し、認定及び登録した物件を賃借人に対して情報提供を行う制度です。
詳しくは、 「NPO法人神奈川県防犯セキュリティ協会」のホームページ をご覧ください。
マンション・アパート等に居住する方へ
防犯の心得

空き巣
共同住宅(アパート・マンション)が狙われています。
侵入手段で一番多い手口は、ガラス破りです。
防犯のポイント
戸締りの徹底
出かける前、就寝前、もう一度確認する癖をつけましょう。
上階でもベランダ等から侵入された事案もあります。

視認性の確保
犯罪者は人の目を一番嫌います。
専用庭の植栽等を剪定し、外部からの見通しを良くしましょう。
専用庭やベランダ等に侵入者が身を隠せる物を置かないようにしましょう。
ドアや窓ガラスの強化
ドアには複数の補助錠を付けましょう。
ドアはツーロックにし、窓ガラスには、振動センサーや防犯フィルムを設置しましょう。

留守中を悟られない工夫を
郵便受けに郵便物、新聞等を溜めないようにしましょう。

チラシの活用
防犯チラシ 「マンション等に対する防犯対策について」(PDF:179KB) をご活用ください。
情報発信元
神奈川県警察本部 生活安全部生活安全総務課
電話:045-211-1212(代表)