更新日:
2023年07月25日
交通事故に遭わないために!
安全横断 五つの品格
「なれた道だから」と思っていませんか?
公益財団法人神奈川県交通安全協会
会長 石坂 浩二
高齢者だからこそ、
知っておきたい事故対策があります。
高齢者の死亡事故の約7割は歩行中。
そのうちの約8割は、自宅から500メートル以内で発生しています。
安全横断 五つの品格
歩行者の油断が事故につながります。そこで、こんなことにご注意ください。
覚え方のポイントは・・・
ちょっと天気が不安だな
近づいて来たら渡らない!
止まってくれるとは限らない!
点滅したら渡らない!
気がついているとは限らない!
不安を感じたら渡らない!
交通心理士が分析をしました
交通心理士が、65歳以上の皆さんに、アンケート調査を実施し、その原因を分析しました。あなたにも思い当たる節はありませんか?
(対象・・・65歳以上男女538人)
- 外出する目的は「買い物・通院」が多くなった。
- 75歳以上の方の80%が身体機能の低下を感じている。
- 65歳以上75歳未満の方の半数が「自分は高齢者である」という意識が希薄である。
- 高齢歩行者は周りの通行者に依存する傾向がある。
このように、高齢者の方は自宅周辺で行動することが多く、8割の方が身体機能の低下を感じており、そして道路を横断するとき等には不安を感じています。
また、75歳以上の高齢者になると「運転手さんはこちらに気がついて、気を遣ってくれている」と感じる方が増えています。しかし、運転手に対する過度の期待感は、無理な道路横断のきっかけになりかねません。
こうした分析結果を踏まえ、交通事故に遭わないために覚えていただきたいことを、高齢者向け『安全横断 五つの品格』としてまとめました。ぜひ覚えて、実践し、交通事故を防ぎましょう!
情報発信元
神奈川県警察本部 交通部交通総務課
電話:045-211-1212(代表)