警察署協議会議事概要

協議会名　神奈川県宮前警察署協議会
日時　令和４年４月27日（水曜日）午後２時から午後４時まで
場所　神奈川県宮前警察署
出席者	
１　協議会側
都倉　良治（会長）、髙井　美津代（副会長）、小倉　敏彦、小出　博美、小滝　廣、渡辺　克己 計６人
２　警察署側
署長・森　一太、副署長・倉田　文二、警務課長・小松﨑　昌宏、会計課長・藤本　紀子、地域課長・大脇　絵美理、生活安全課長・古川　国博、刑事課長・渡邊　勝、交通課長・神垣　友行、警備課長・栗山　貴弘　計９人

懲戒処分事案の説明
１　事案の説明
令和３年10月、当署警務課の警部補が、親族の葬儀社に便宜をはかってもらうように大和署員に便宜供与を依頼し、現金を交付したことにより「贈賄罪」の被疑者として逮捕された。
２　懲戒処分結果
県警は男性警部補を11月17日付で「免職」の懲戒処分とした。この事案を痛恨のものとして重く受け止め、職員の指導を徹底し、再発防止に努める旨を説明した。

懲戒処分事案に関する警察署協議会からの意見等
今回処分を受けた警察官の行為は、古くからの悪しき慣例の部分もあったかもしれないが、悪しき慣例にとらわれることなく警察業務を進めてもらいたい。一般住民は警察に期待していることにかわりはない。

警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明
前回諮問「高齢者の行方不明事案の現状と対策について」   
１　高齢者が行方不明になった際、防災無線等の放送を依頼するのはどうか
川崎市では防災無線の使用について検討しているとのことであり、今後活用される可能性があることから、推移を見ながら対応していく予定である。
２　包括支援センター等への情報提供や連携をしたほうがいいのではないか
関係する機関とは、身元がわからない方を保護した際は、夜間帯でも情報提供して連携を図っている。
３　高齢者専用の保護施設を構築することはできないか（警察署の代替えを検討できないか）
(1）現在、宮前署で高齢者を保護して家族に引き渡せなかったときには、関係機関で受け入れ先施設を調整し対応している。
(2) 今後、受け入れ完了までの時間を可能な限り短縮できるよう関係機関と協議していく予定である。 
４　各機関で高齢者の保護対策について話し合いをするべきではないか    
(1）川崎市では、「認知症サポーター講座」を開催しており、警察の他関係する機関に対し、認知症の特性を理解させる教養を行っている。
(2）県警では警察職員や警察学校生を対象に認知症に関する講座を開催し、行方不明者の発見活動に生かしている。

諮問
高齢者の交通事故防止対策について

答申
１　可愛いキャラクターのキーホルダー型の反射材はどうか
２　高齢者は帽子をかぶっている人が多いので、帽子に付ける反射材の方がつけやすい
３　黄色の反射材ではなく、ライトが当たった時だけ光る反射材はどうか
４　高齢者講習で警察からあなたの運転は無理とはっきり言う
５　認める制度があるなら認めない制度を作ったほうがよい
６　高齢者はタウンニュース等地方紙をよく見ている

業務説明
前四半期（令和４年１月から３月まで）の業務推進結果及び今四半期（令和４年４月から６月まで）の業務推進重点について各課長が説明した。