交通安全チェック 指導者用 交通安全の「おやくそく」!まもれるかな? 1 あかしんごう 赤信号の意味は「とまれ」です。 歩道上でも車道に近い場所は危ないので、道路から少し離れたところで待ちましょう。 車が来ていなくても、絶対に渡ってはいけません。青信号になってから渡りましょう。 2 チカチカ信号 青のチカチカ(点滅)信号は、「もうすぐ赤になります」という合図です。 横断歩道を渡り始めて、もうすぐ反対側に着くときに青のチカチカ信号になったら、少し急いで渡りましょう。 渡り始めてすぐに青のチカチカ信号になったら、一度戻って、次の青信号を待ちましょう。 3 おうだんほどう 横断歩道を渡るときは、必ず一度止まって、右手を高く上げて、運転手さんに「渡ります」の合図をします。 車が来ていないか、右・左・右の安全を確かめてから渡ります。 渡っているときも、しっかりと右手は上げたまま、車が来ていないかどうか周りに注意しながら渡りましょう。 4 どうろであそばない 道路で遊んではいけません。 遊びに夢中になると、車が近づいていることに気が付かず、車とぶつかってしまうかもしれません。 また、駐車場でも遊んではいけません。止まっている車も、いつ動き出すかわかりません。 公園や広場などで遊びましょう。 5 飛び出し 「飛び出し」とは、右も左も見ないで、急に道路に出てしまうことを言います。小学生の交通事故で一番多い原因です。 車の運転手さんが気づいても、車は急には止まれません。 「飛び出しは危ない」ことがわかっていても、つい飛び出してしまうお友達がたくさんいます。 飛び出しをしないために、何度も繰り返し安全な渡り方を練習しておきましょう。 6 ヘルメット 子供(13未満)は自転車に乗るときは必ずヘルメットを被らなくてはいけません。 転んだり、車などにぶつかって、頭に大きな怪我をしたり、亡くなってしまう人がたくさんいます。 自転車に乗るときは、きちんと顎ひもを締めてヘルメットを被りましょう。 保護者の方へ…子どもの特性を踏まえた指導をお願いします 神奈川県警察 特性1 ひとつの事に夢中になる 「飛び出し」がいけないことは理解していても、道路の向こうに友達や家族がいると、周りの状況には目もくれず、つい飛び出してしまいます。 道路を渡るときは、 ・横断歩道を渡る ・信号を守る ・手をあげて安全確認をする 等、安全な行動が身につくように、繰り返し教えましょう。 特性2 単純思考、抽象的な言葉では伝わらない 「手をあげる」「左右をみる」だけでは、子どもは理由まで理解できず、手の位置が低かったり、ただ漫然と首を振るだけになってしまいます。 「車の運転者に見えるように手をあげる」「右や左から車が来ないか見る」などと具体的に教えましょう。 特性3 大人に依存 子どもは、良いことも悪いことも大人のマネをします。 また、「大人がいれば安心」と判断し、安全確認などを人任せにしてしまいがちです。 子どもと一緒に安全確認を行うことはもちろんですが、周囲の大人が、日ごろから交通ルールをしっかり守り、子どもの手本になりましょう。 特性4 視界が狭い 子どもの視界は、大人の3分の2程度といわれています。 安全確認をさせるときは、顔をしっかり振らせましょう。 「いつもの道路」もチェックをしてみましょう! ・子どもの目線で危険をチェック! ・危険回避方法を具体的に指導 ・覚えるまで、何度も繰り返す 大人には見通しの良い腰高の植え込みやガードレールも、子どもの身長では死角になります。 見通しのよい場所で、顔をしっかり左右に振って安全確認をさせましょう。