薬物乱用はダメ。ゼッタイ。 覚醒剤(かくせいざい) 神経を興奮させ、眠気や疲労感がなくなり、頭が冴えたような感じになります。しかし、これは錯覚で、効果が切れると激しい脱力感、疲労感、倦怠感に襲われます。 覚醒剤は特に依存性が強く、使用を続けると「壁のしみが人の顔に見える」「他人の話が自分の悪口に聞こえる」「他人に狙われる」「殺される」などといった幻覚や妄想が現れるほか、時には錯乱状態になって発作的に他人に暴行を加えたり、殺害したりするなど、凶悪粗暴な行動をとることもあります。また、一度に大量の覚醒剤を摂取すると、急性中毒により死に至る場合があります。 大麻(たいま) 酒に酔った感覚や手足などに麻痺等が現れるとともに、視覚、聴覚、味覚、触覚等の感覚が鋭敏になります。また思考が分裂し現在・過去・未来の観念が混乱して、感情が不安定になったりします。 このため、興奮状態に陥って、暴力や挑発的な行為を行うなど、無責任な衝動的行動を行うようになります。 МDМA 幻影、幻聴、幻想など、視覚、聴覚を変化させる作用や、血圧や体温を上昇させるなどの興奮作用があり、強い精神的依存性があります。 薬物乱用による精神・身体への影響 「薬物を乱用するとどうなる?」 依存性 薬物の効果が切れた時の苦痛などから逃れるため、薬物による効果を強く求めるようになる「依存性」が形成されます。 耐性 薬物を繰り返し使用しているうちに同じ量では効かなくなる「耐性」が生じます。 「一度だけ」のつもりでも、薬物の依存性と耐性によって、使用する量や回数がどんどん増えていく悪循環に陥ります。 自分の意志ではやめることができなくなり、身体も心もボロボロになります。 危険ドラッグの乱用もダメ。ゼッタイ。 神奈川県警察