週休2日履行確認書類作成マニュアル (建築工事・電気設備工事・機械設備工事) 令和6年4月 神奈川県警察 週休2日の履行確認に必要な書類は、「提出様式.xlsx」により作成する。 受発注者双方の作成手順及び対応方法を以下に示す。 ■必要事項の入力(Excelタブ「入力シート」) 受注者作業         入力シートにおいて、黄色着色されているセルに必要事項を記入する。各記入項目に関する注意事項を以下に示す。 1実施の可否の選択  「週休2日の実施」について、タブから選択する。同意する場合は、達成目標も併せて選択する。 ※「週休2日の実施」項目は、受注者希望型のみ入力してください。 2受注者情報の入力  「連絡先」は、主任(監理)技術者に連絡がつく電話番号を入力する。 3工事情報入力 「工事名」は、変更となった段階で再度入力する。 「対象工期」は、現場着手日(現場事務所の設置、資機材の搬入または仮設工事等を開始 した日)から、現場完成日(施工終了後の後片付け、清掃等が全て完了した日)までの日付までの日付を入力する。 契約当初、現場完成日が確定しない場合は、暫定として工期末日の30日前の日付を入力し、現場完成日が確定次第、確定した日付を入力する。 工期が変更となった場合は、再度入力する。 ※工事名変更前、または工期変更前に提出した後述する別紙2を再提出する必要はない。 4夏季休暇の入力 夏季休暇を取得する場合は、年間3日まで、夏季休暇取得日を入力し、4日目以降は現場閉所(休息)として取り扱い、別紙2に入力する。2年以上実施する工事において、2年目以降夏季休暇を取得する場合は、2年目、3年目の夏休み欄に取得日を入力する。 ■別紙1の提出(Excel タブ【別紙1】)   受注者作業・・・受注者希望型のみ    別紙1により週休2日制確保モデル工事の実施について回答する。別紙1の作成手順については以下のとおり。 1別紙1の出力 「入力シート」に必要事項を入力すると、自動で作成される別紙1を、提出日を記入 の上、紙媒体で出力する。 ■別紙1の回覧(紙媒体)                  発注者作業        監督員は、別紙1を契約担当課において回覧し、原議に綴る。 ■別紙2の提出(Excelタブ【別紙2】) 受注者作業         別紙2により週休2日実施状況を報告する。報告手順は以下のとおり。 1現場閉所(休息)日入力  受注者は、現場閉所(休息)日に合わせて、「現場閉所(休息)」欄に「〇」を入力する。  雨天により、終日現場閉所(休息)とした際にも、現場閉所(休息)として「〇」を入力する。 ※現場閉所日 工事現場において、一日を通して、現場事務所での事務処理も含む一切の作業を実施しな い日をいう。 ※現場休息日 分離発注工事の場合に、各発注工事単位で、工事現場において、一日を通して、現場事務 所での事務処理も含む一切の作業を実施しない日をいう。 2対象期間から除外する機関の入力 工場製作のみ(現場作業を伴わない)の期間、工事全体の一時中止期間、発注者が特に必要と認めた期間(受注者の責に起因しない現場作業期間)のいずれかに該当する期間は対象期間から除外されるため、その旨を監督員と協議した上で、除外期間の欄に「〇」を記載し、除外した理由を「備考」欄に入力する。 ※年末年始休暇6日間及び先に入力した夏休み3日間は自動的に除外されます。 また、対象期間から除外する期間における「現場閉所(休息)」欄には、「〇」を入力しない。 ※対象期間から除外する期間における「現場閉所(休息)」欄は、自動で黒塗りとなります。 3監督員への提出 現場閉所(休息)実績の入力状況を、現場代理人及び主任(監理)技術者が、紙媒体で出力した上で確認し、監督員に提出する。 別紙2は、毎月の履行報告書と共に提出し、履行報告書提出段階で現場閉所(休息)実績の入力が完了しているページを提出する。 ※紙媒体で出力する際には、ページ指定印刷をしてください。 ■別紙2の内容確認(紙媒体) 発注者作業            監督員は「現場閉所(休息)」欄に記載された現場閉所(休息)日が、工事週間工程表と一致しているかを確認する。 ■別紙3の提出(Excel タブ【別紙3】) 受注者作業       週休2日制確保モデル工事の実施結果について別紙3にて報告する。報告方法は以下のと おり。 1別紙3の出力 「入力シート」及び「別紙2」に必要事項を入力すると、自動で作成される別紙3を、提出日を記入し、紙媒体で出力する。 ※別紙3は2ページあります。両面印刷で出力してください。 2社印押印 受注者は、出力した別紙3の受注者欄右側に社印を押印したものを2部作成し、監督員に提出する。 ■別紙3の提出時期について 受注者作業       現場閉所(現場休息)履行報告書【別紙3】の提出は、工事の進捗状況に応じて、以下の3ケースのいずれかで実施する。 ※設計金額(税込み)が2億円以上の工事は、「30日前」を「45日前」と読み替えてください。 ケース1:現場完成日と工事完成届提出日の30日前が同日の場合 工事完成届提出日の30日前に別紙3を提出する。 ケース2:現場完成日が工事完成届提出日の30日前より前になった場合 別紙3の提出日は、現場完成日から工事完成届提出日の30日前までの間で、任意に設定できることとする。 ケース3:現場完成日が工事完成届提出日の30日前より後になった場合 別紙3の提出日は、工事完成届提出日の30日前とし、その翌日から現場完成日までの現場閉所(休息)の計画を記載した別紙2を提出する。また、完成届提出日の 30 日前より前の時点で、対象期間全体の現場閉所(休息)実績が4週8休以上になることが確定した場合には、確定した時点で別紙3を提出することができるものとする。 ※「入力シート」における「対象期間」の末日を、現場完成日としてください。 ■別紙3の受領及び対応(紙媒体) 発注者作業        1別紙3と別紙2の整合確認  監督員は、これまで提出された別紙2と別紙3裏面の現場閉所(休息)日数及び現場閉所(休息)率を突合し、整合していることを確認する。 監督員は、別紙3を確認後、内容が問題ない場合には、収受印を押印し、1部を受注者へ返却する。 <発注者指定型の場合> 2-1 4週8休以上が達成できた場合  別紙3による報告の結果、4週8休以上が達成できたことを確認できた場合、監督員は別紙3及びこれまで提 出された別紙2を所属長まで回覧し、回覧後は原議に綴る。  (当初設計で経費補正しているため、設計変更は行わない) 2-2 4週8休以上が達成できなかった場合   別紙3による報告の結果、4週8休以上が達成できない(なかった)ことを確認した場合、監督員は、週休2日補 正を減額する設計変更を行う。 設計変更の際には、変更理由書に4週8休未達成である旨を明記するとともに、別紙2、3を変更理由書に添付する。 <受注者希望型の場合> 2-1 4週6休以上が達成できた場合   別紙3による報告の結果、4週6休以上が達成できたことを確認できた場合、監督員は、達成状況(4週6休、4週7休、4週8休)に応じて、週休2日補正の設計変更を行う。 設計変更の際には、変更理由書に、4週6休以上を達成した旨を明記するとともに、別紙2、3を変更理由書に添付する。 2-2 4週6休以上が達成できなかった場合   別紙3による報告の結果、4週6休以上が達成できない(なかった)ことを確認した場合、監督員は別紙3及びこれまで提出された別紙2を所属長まで回覧し、回覧後は原議に綴る。