警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県松田警察署協議会 日時 令和6年10月18日(金曜日)午後3時から午後5時までの間 場所 神奈川県松田警察署 出席者 1 警察署協議会側   会長 小島 勇、副会長 中村 義夫、柏木 勤、菊地 俊隆、永井 智子、仲宗根 里美、渡邊 京子、三尋木 昭治、矢野 佳代 計9人 2 警察署側   警察署長 遠藤 克也、副署長 竹田 文明、調査官 高橋 龍二、会計課長 豊崎 圭一郎、生活安全課長 相蘇 暢宏、地域課長 橘 将美、刑事課長 石井 剛史、交通課長 辻本 昭 警備課係長 計9人 警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明 1 前回の諮問   令和6年の神奈川県警察の運営指針である「安全で安心して暮らせる地域社会の実現―社会の変化に適応し組織一丸となった警察活動の展開」に向けた犯罪抑止対策について 2 答申 (1) 駐輪場、商業施設等に協力を依頼し、防犯カメラの設置と合わせて注意喚起の看板やポスターを掲示する。 (2) 過去に盗難被害に遭った場所には、周知のための看板を設置する。 (3) 自転車利用者に無施錠であることを自覚してもらうために、無施錠の自転車に札、シール等を貼る。 (4) 駅前でボランティア団体と合同で自転車の二重ロック等、施錠を呼び掛けるキャンペーンを行う。 (5) 自治体広報紙で注意喚起を行う。 (6) 若者を中心に盗難防止のため、自転車のアラームやGPSの設置を呼び掛ける。 3 措置結果 (1) 自転車盗が多発している開成駅、新松田及びJR松田駅周辺の駐輪場、開成駅前のスーパーマーケットの駐輪場を中心に、自転車の施錠を促すポスターを掲示した。 (2) 管理者から協力を得られた駐輪場については、定期的に無施錠の自転車のハンドル部分に警告書を継続的に貼付しています。 (3) 最も発生の多い開成駅周辺において、吉田島高校の学生と合同で自転車を利用する学生に対して、10月16日に施錠を呼び掛けるキャンペーン活動を行った。 (4) 10月発行予定の開成町の広報紙に、自転車盗の発生状況と自転車の施錠を促す文面を掲載し、注意喚起を行います。 (5) 学校での防犯教室、非行防止教室等において、学生に対して、二重ロック等の施錠を促すとともに、犯罪を起こさないよう非行防止について呼び掛けを行いました。 (6) 各種イベント会場(足柄金太郎まつり、丹沢湖花火大会、松田観光まつり等)において、足柄地区防犯指導員、足柄地区少年補導員とともに、来場者に対する自転車の施錠を呼び掛けました。 議題 松田警察署管内における交通事故抑止対策について(フリーディスカッション方式)  昨年は新型コロナウイルスが5類となり、県民の生活も日常に戻り、車や人の流れが以前のように活発化してきたことに比例するように、交通事故も増加し、特に令和5年は、神奈川県下の発生件数が前年比プラス772件、交通死亡事故もプラス2件になったことに伴い、各種対策を講じた結果、本年は発生件数、交通死亡事故件数ともに減少傾向にあり、一定の効果が認められた。  一方、当署管内においては、昨年1年間の人身交通事故の発生件数が303件で、前年と比較して71件増加したほか、本年もプラス傾向で推移しており、現在、第二交通機動隊の応援を得ながら、管内の交通指導取締りを行っているほか、自転車シュミレーターを活用した自転車安全教室、高齢者に対する安全教室、二輪車引込式安全教育を実施するなど、各種交通事故抑止対策を実施していますが、対策の効果が認められない状況にあることから、フリーディスカッション方式で、「松田警察署管内における交通事故抑止対策」について協議を行った。  (1) 引続き高齢者に対する運転免許証の自主返納を進める。  (2) 交通安全教室等を実施するに当たり、幼少期の頃から継続的に実施していく。  (3) 行政機関に交通事故抑止対策への協力依頼を働き掛ける。 業務説明 前四半期(令和6年7月から9月まで)の業務推進結果及び今四半期(令和6年10月から12月まで)の業務推進重点について説明した。