警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県藤沢北警察署協議会 日時 令和6年4月24日(水曜日)午後2時から午後4時10分までの間 場所 神奈川県藤沢北警察署 出席者 1、警察署協議会側 会長 壬生 恭子、副会長 村岡 哲也、有賀 眞弓、庄司 圭一郎 計4人 2、警察署側 警察署長 仲戸川 博幸、副署長 浅見 敏幸、地域担当次長 伊藤 成和、調査官 池田 幸弘、生活安全課長 郷 賢治、地域第二課長 塚原 弘之、刑事課長 西澤 威臣、交通課長 地道 大輔、警備課長 和田 剛二、会計課長 村田 麻子、留置管理係長 計11人 警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明 前回諮問「盗撮抑止対策について」 (1) 答申 ア 鉄道警察隊と連携し、制服警察官の姿を見せて抑止してもらいたい。 イ 高校の通学指導の先生に協力を働き掛け、通学時間帯の警戒をしてはどうか。 ウ 防犯教室で高校生が被害に遭っていることを実例を交えて説明する。 エ エスカレーターに音声で注意喚起の放送を流す。 オ 抑止の鏡を2カ所だけではなく、エスカレーターの壁に増やす。 カ インパクトのあるポスターを掲示する。 キ ポスターの種類を増やす。 (2) 措置結果 ア 鉄道警察隊の協力を得て当署地域課勤務員による制服で警戒した結果、盗撮事件12件12名の検挙があり、うち鉄道警察隊が3件3名を検挙した。 イ 学校やトイレ内で盗撮事案が発生しているとのことから、学校では校内での警戒を実施し、警察は街頭での警戒を実施する。 ウ 当署スクールサポーターによる学校訪問の際の防犯教室において、生徒が盗撮被害に遭わないための注意喚起及びチラシの配布を実施した。 エ 小田急線、相鉄線、横浜市営地下鉄線の各鉄道会社に対し、駅構内において「盗撮は犯罪です」といった内容のアナウンスがされるように協議中である。 オ 湘南台駅自由通路エスカレーターへの追加の鏡の設置及び前記各鉄道会社のエスカレーターに新たに鏡が設置されるよう協議中である。   「人は鏡を付けると背後を気にする」という人間心理を応用して鏡を設置したところ、当署で初めて鏡を設置した昨年10月から今年3月末までの、湘南台駅での盗撮事件の発生が減ったことから、ポスターの設置効果とも併せて一定の効果が認められる。 カ 当署において作成した盗撮被害注意喚起ポスターを、湘南台駅自由通路及びエスカレーターや、前記各鉄道会社の駅構内エスカレーターに貼付した。 キ 盗撮被害注意喚起ポスターについては、2種類作成し貼付した。 諮問 「若手の育成方策について」 答申 ア 若手警察官の苦手な分野を上司が把握し、フォローする。   得意な人が得意分野を指導する。   若手を孤立させないために、上司だけではなく若手同士で指導し合う。   定期的に苦手分野についてアンケートを取る。 イ 警察の外郭団体等と話す機会を設けて警察官が期待されていることを伝え、若手の勤務意欲を向上させる。   将来的には警察以外での研修も必要だと思う。 ウ 武道始式の選手紹介で、上司が部下のことをよく把握していて驚いた。   風通しの良い職場で厳しくも大事に育てる。   武道未経験者でも武道が好きという意見が出たのは、指導方法が良いのだと思う。 業務説明 前四半期(令和6年1月から3月まで)の業務推進結果及び今四半期(令和6年4月から6月まで)の業務推進重点について説明を行った 諮問に関する視察活動 協議会委員の前で、勤務経験が異なる若手警察官3名が、これまで警察官として勤務した感想や将来の希望部署について意見発表を行った。 また委員からの質疑応答にも答えるなど、若手警察官の考えを直接把握してもらう機会を設けた。