警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県横須賀警察署協議会 日時 令和7年2月5日(水曜日)午後1時30分から午後3時10分までの間 場所 神奈川県横須賀警察署 出席者 1 警察署協議会側   会長 中村 明根、小澤 長幸、安藤 正和、鵜飼 進、杵渕 哲也、櫻井 愛、清水 美弘、鈴木 孝芳   瀬下 章彦、内藤 弘美、芳賀 芳江、平井 慶一郎、振原 俊也、風呂本 将憲 計14人   2 警察署側    警察署長 長谷 善明、副署長 三浦 和彦、地域担当次長 中澤 豊、刑事担当次長 竹内 章雅、警備担当次長 長倉 亮、調査官 濱 博三、   生活安全課長 泉水 武、刑事第一課長 青木 健之、刑事第二課長 高岡 渉、交通課長 永澤 幸司、警備課長 小松 直樹 計11人 懲戒処分事案の説明 1 事案概要   本事案は、当署地域課に所属していた36歳の巡査長が、令和6年5月24日、横須賀市内所在の郵便局において、自身が偽造した関係者名義の委任状及び払戻請求書を提出するなどして同局員を欺き、同局員をして関係者名義の口座から現金700万円を引き出させて交付を受け、もって文書を偽造して行使し、人を欺いて財物を交付させ、また、同年3月頃、横須賀市内の駐在所において、拾得物として取り扱った交通系ICカード1枚を自己の用途に消費する目的で、着服して横領した事案である。 2 処分年月日及び内容   令和7年1月10日付 免職 3 再発防止対策   当署としましては人事管理及び業務管理を徹底するとともに、署員の士気の高揚を図り、再発防止に努めてまいります。 議題「非違事案防止対策について」   当署での懲戒処分事案の発生を受け、非違事案防止対策について各委員と協議を行った。   各委員から    ・ 様々な指導をしているが、他人事と思っている職員が多いため、それをいかに自分事として捉えさせるかが重要だと思う。    ・ 今回の駐在所の方は、地域の新聞を作るなどとても精力的に取り組んでいた方の様で、そのような方に「問題がある」と上司が気付くのは難しいのではないか。    ・ 弊社では警察と同じ様に上司による身上把握の面談があり、月1回程度の頻度で行っている。    ・ 様子がおかしいと感じたときに声掛けを行うようにしている。    ・ 警察や学校は「何も無いのが当たり前」と思われていて、いくら気を付けていても何かが起きてしまうことがある。今は実績を上げて、今まで以上に頑張っているところを見てもらうしかないのではないか。    ・ 今回は横須賀警察署で発生したので横須賀警察署はここまで取り組んだが、他の所属との温度差はあると思う。    ・ 横須賀警察署のSNSに署長の謝罪が投稿されていない。今回のような悪い話をアップすることも必要ではないかと感じた。    ・ 警察学校の卒業式に参列した際、公安委員会の委員の話にとても感銘を受けた。その様な方の講話を受けることも再発防止に有効ではないか。  等様々な意見をいただいた。 業務説明  前四半期(令和6年10月から12月まで)の業務推進結果及び今四半期(令和7年1月から3月まで)の業務推進計画については、資料配布を行った。  また、生活安全課から特殊詐欺の現状について、交通課から県下の交通死亡事故の現状について説明した。