警察署協議会議事概要 協議会名 神奈川県麻生警察署協議会 日時  場所 神奈川県麻生警察署 出席者 令和6年7月19日(金曜日)午後3時から午後4時30分までの間 1 警察署協議会側 会長 赤本 昌応、副会長 中島 健児、中山 嘉春、門間 亜砂子、青戸 慶太、江刺家 伸洋、濱 泉、山木 和人 計8名                              2 警察署側  警察署長 玉置 敏也、副署長 飛鳥井 功、警務課長 菅原 彰、会計課長 臼井 敬子、生活安全課長 江田 康久、地域課長 諏訪 智、刑事課長 村上 美生、警備課長 斎藤 貴広、交通課長 渡邊 潤 計9人 警察署協議会からの答申等に対する措置結果の説明 前回諮問「効果的な高齢者事故防止対策の推進について」 1 答申  (1) 積極的な広報活動 ア 高齢者本人だけではなく、家族に対する広報活動を積極的に行い、高齢者に対して目を向けてもらう。 イ あらゆる機会を捉え、講話の会場に高齢者が居なくても「家族」に対して講話を行う。ウ 自主返納制度や運転経歴証明書の特典に関する広報活動をする。(2) 交通インフラの整備 行政などに積極的に高齢者が動きやすい街づくりを提唱していく。 (3) 高齢者の認知症検査や更新時の高齢者講習 厳格に運用する。 2 措置結果 (1) 地元広報紙及びラジオ局と連携した広報の実施 麻生区内において発生している交通事故の現状や特徴、さらには安全運転相談ダイヤル#8080をより多くの方に周知してもらえるよう、地元広報紙やラジオ局の協力を得て広報を実施した。 (2) 区役所と連携したキャンペーン及び広報の実施 麻生区役所と連携した、高齢者を対象とした各種事故防止キャンペーンを新百合ケ丘駅南口のエルミロード周辺や麻生区役所前広場等で実施し、夜間の歩行者事故を防止するため反射材の普及促進を図ったほか、安全運転相談ダイヤルの広報を実施した。川崎市の広報紙や、麻生区役所が実施している麻生セーフティーメールやX(旧Twitter)にも麻生署管内の交通情勢等多くの情報を掲載して頂き、広報することができた。 (3) バス会社の協力による広報 管内を走行するバス会社の協力を得て、管内の事故情勢や運転免許自主返納制度、安全運転相談ダイヤルについて車内アナウンスで紹介して頂けることとなり、順次実施に向け準備を進めている。(4) 安全講話の積極的な実施 より効果的に講話を実施するために、講話できる機会を見つけ呼びかけを行うよう取組みを強化している。巡回連絡時に、高齢者世帯や高齢の両親をもつ世代の方に対して交通事故防止に関するワンポイントアドバイスや運転免許返納、安全運転相談ダイヤルの周知を実施した。 (5) 運転免許自主返納制度及び運転経歴証明書の活用に関する周知活動 麻生警察署に広報ポスターを掲示するとともに、区役所と連携した各種機会を通じた広報を実施している。運転経歴証明書の特典の協賛企業を増やす工夫として、麻生署独自に取組んだ結果、新たに管内に所在する企業2社様からご協力いただけることとなった。   諮問 特殊詐欺の現状と被害防止対策について   答申 1 メールの登録者を増やす (1) ASA(麻生セーフティメール)の登録者を、麻生区役所と協働で増やす施策をする。 (2) ピーガルメールの登録者数を増やす施策をする。 2 学校教育に力を入れる  被疑者にならない、被害者にならないように未成年者に教育する。 3 広報活動の実施 (1) 高齢者が集まるところにチラシやデジタルサイネージなどを活用して、犯罪手口の情報共有をおこなう。 (2) 高齢者の集まるコミュニティに、詐欺被害の現状、手口、相談先など知ってもらえるように周知する。(3) ネットリテラシーの高い子ども世代に、親世代が被害に遭わない、相談しやすい環境を使ってもらうよう広報する。 4 手口(事例)紹介 事件・事故のように、特殊詐欺に特化した今月の発生件数、被害総額、流行っている手口(事例紹介)などを掲載したものを掲示板、ホームページなどで公開してほしい。      業務説明 前四半期(令和6年4月から6月まで)の業務推進結果及び今四半期(令和6年7月から9月まで)の業務推進重点について説明した。